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天昇電 Research Memo(8):当期純利益計上と子会社の持分変更等で自己資本比率は48.0%へ改善
配信日時:2025/06/27 15:38
配信元:FISCO
*15:38JST 天昇電 Research Memo(8):当期純利益計上と子会社の持分変更等で自己資本比率は48.0%へ改善
■天昇電気工業<6776>の業績動向
2. 財務状況とキャッシュ・フローの状況
2025年3月期末の財務状況は次のとおりとなった。流動資産は8,876百万円(前期末比3,886百万円減)となった。主要項目では現金及び預金が1,888百万円減、受取手形及び売掛金(電子記録債権含む)が1,112百万円減、棚卸資産が781百万円減となったことによる。固定資産は13,242百万円(同1,946百万円減)となった。内訳は有形固定資産が5,303百万円減、無形固定資産が25百万円減、投資その他の資産が3,381百万円増となったことによる。この結果、資産合計は22,118百万円(同5,832百万円減)となった。
流動負債は8,042百万円(同2,112百万円減)となった。主な変動要因は、仕入債務(電子記録債務含む)の減少1,268百万円、1年内返済予定の長期借入金の減少206百万円、未払金の減少113百万円である。固定負債は3,451百万円(同3,413百万円減)となったが、主に長期借入金の減少3,183百万円による。純資産は10,624百万円(同305百万円減)となった。主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加1,179百万円、メキシコ子会社が持分法子会社となったことに伴う非支配株主持分の減少1,681百万円などによる。この結果、2025年3月期末の自己資本比率は48.0%となった。連結子会社の変更の影響もあるが、財務内容は着実に改善しつつあると言える。
また2025年3月期の営業活動によるキャッシュ・フローは2,492百万円の収入となった。主な収入は税金等調整前当期純利益の計上1,691百万円、減価償却費2,223百万円、売上債権の減少247百万円、棚卸資産の減少42百万円で、主な支出は持分変動利益610百万円、仕入債務の減少894百万円であった。投資活動によるキャッシュ・フローは、3,108百万円の支出となったが、主な支出は有形固定資産(主に金型)の取得による支出3,074百万円による。財務活動によるキャッシュ・フローは、619百万円の収入となった。主な収入は、長期借入金の純増480百万円、非支配株主からの払込みによる収入471百万円などで、主な支出はリース債務の返済による支出247百万円であった。この結果、現金及び現金同等物は249百万円増加したが、連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少が2,209百万円あったことから、期末残高は3,298百万円となった。
以上から、フリーキャッシュ・フロー(=営業活動によるキャッシュ・フロー−投資活動によるキャッシュ・フロー)は616百万円のマイナス(前期は3百万円のマイナス)となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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2. 財務状況とキャッシュ・フローの状況
2025年3月期末の財務状況は次のとおりとなった。流動資産は8,876百万円(前期末比3,886百万円減)となった。主要項目では現金及び預金が1,888百万円減、受取手形及び売掛金(電子記録債権含む)が1,112百万円減、棚卸資産が781百万円減となったことによる。固定資産は13,242百万円(同1,946百万円減)となった。内訳は有形固定資産が5,303百万円減、無形固定資産が25百万円減、投資その他の資産が3,381百万円増となったことによる。この結果、資産合計は22,118百万円(同5,832百万円減)となった。
流動負債は8,042百万円(同2,112百万円減)となった。主な変動要因は、仕入債務(電子記録債務含む)の減少1,268百万円、1年内返済予定の長期借入金の減少206百万円、未払金の減少113百万円である。固定負債は3,451百万円(同3,413百万円減)となったが、主に長期借入金の減少3,183百万円による。純資産は10,624百万円(同305百万円減)となった。主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加1,179百万円、メキシコ子会社が持分法子会社となったことに伴う非支配株主持分の減少1,681百万円などによる。この結果、2025年3月期末の自己資本比率は48.0%となった。連結子会社の変更の影響もあるが、財務内容は着実に改善しつつあると言える。
また2025年3月期の営業活動によるキャッシュ・フローは2,492百万円の収入となった。主な収入は税金等調整前当期純利益の計上1,691百万円、減価償却費2,223百万円、売上債権の減少247百万円、棚卸資産の減少42百万円で、主な支出は持分変動利益610百万円、仕入債務の減少894百万円であった。投資活動によるキャッシュ・フローは、3,108百万円の支出となったが、主な支出は有形固定資産(主に金型)の取得による支出3,074百万円による。財務活動によるキャッシュ・フローは、619百万円の収入となった。主な収入は、長期借入金の純増480百万円、非支配株主からの払込みによる収入471百万円などで、主な支出はリース債務の返済による支出247百万円であった。この結果、現金及び現金同等物は249百万円増加したが、連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少が2,209百万円あったことから、期末残高は3,298百万円となった。
以上から、フリーキャッシュ・フロー(=営業活動によるキャッシュ・フロー−投資活動によるキャッシュ・フロー)は616百万円のマイナス(前期は3百万円のマイナス)となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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