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前場に注目すべき3つのポイント~こう着のなかでハイテク株の動向が注目される~
配信日時:2025/06/25 08:35
配信元:FISCO
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~こう着のなかでハイテク株の動向が注目される~
25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■こう着のなかでハイテク株の動向が注目される
■黒崎播磨、26/3上方修正 純利益 155億円←100億円
■前場の注目材料:ルネサス、高崎工場の設備一部売却、SiCパワー半導体の量産断念
■こう着のなかでハイテク株の動向が注目される
25日の日本株市場は、こう着ながらもハイテク株主導で底堅さが意識されそうだ。24日の米国市場はNYダウが507ドル高、ナスダックは281ポイント高だった。イスラエルとイランの停戦合意により中東情勢の緊張が和らぐとの期待から買い優勢となった。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は下院金融委での証言で、利下げを急がない姿勢を再表明した。ただし、インフレの鈍化が継続し労働市場が減速したら早期利下げの可能性にも言及したことが材料視された。シカゴ日経225先物は大阪比45円安の38765円。円相場は1ドル=144円80銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや利食い先行で始まることになりそうだ。円相場は1ドル=144円台後半と円安が一服していることも利食いに向かわせやすいだろう。イスラエルとイランが停戦に合意したことは前日の段階で相当分織り込まれていることもあり、日経平均株価は39000円に迫り、2月以来の水準を回復してきたことで、利益確定の売りが入りやすいところでもありそうだ。
また、足もとでは配当再投資に伴う需給が牽引しているとの見方もあり、この需給が一巡した後は手掛かり材料に欠ける可能性はある。イスラエルとイランは停戦に合意したものの、実効性については不透明であり、楽観視は禁物であろう。関税政策の行方を見極めたいほか、国内では参院選を控え政治不安が積極的な売買を手控えさせる可能性も意識されてきそうである。そのため、押し目狙いのスタンスに向かわせやすいだろう。
物色の流れとしては米国で半導体株が買われていることもあり、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向が注目される。また、AI関連などテーマ性のある中小型株には個人主体の値幅取り狙いの動きが続きそうである。グロース250指数は足もとの調整で25日線まで下げていたこともあり、リバウンド狙いの動きが意識されやすいところである。
■黒崎播磨、26/3上方修正 純利益 155億円←100億円
黒崎播磨<5352>は2026年3月期業績予想の修正を発表。純利益を100億円から150億円に上方修正した。経営資源の再配分ならびに持続的な成長に向けた投資資金の確保を目的として、固定資産の譲渡を決議した。固定資産の譲渡に伴う特別利益の計上により、法人税等を控除した純利益が前回予想から変動する見通しとなった。
■前場の注目材料
・イスラエルとイラン停戦合意
・日経平均株価は上昇(38790.56、+436.47)
・NYダウは上昇(43089.02、+507.24)
・ナスダック総合指数は上昇(19912.53、+281.57)
・SOX指数は上昇(5441.86、+197.56)
・VIX指数は低下(17.48、-2.35)
・米長期金利は低下
・ルネサス<6723>高崎工場の設備一部売却、SiCパワー半導体の量産断念
・アイダ<6118>円筒形蓄電池ケース成形機を月内投入、生産性5割増
・ダイジェット工業<6138>超硬合金拡充、耐摩耗・耐食2種提案
・ニデック<6594>インロー型液冷装置の省エネ検証、千葉・印西市のDCで8月開始
・ローム<6963>SiC、トヨタ自動車が採用、中国向けEVに搭載
・コーセル<6905>医療機器用ACアダプター開発、新ブランド第1弾
・高千穂交易<2676>米社と契約、ランサムウエア対策基盤販売
・キオクシアHD<285A>容量2倍のSSD試作
・三菱電機<6503>排ガスからCO2回収、実証を開始
・ダイセル<4202>流体解析ソフトを導入、原材料混合の課題解決
・三井化学<4183>社長・橋本修氏、石化分離で提携・買収を加速
・住友ゴム工業<5110>3Dプリンター用ゴム開発、復元・耐久性クリア
・住友商事<8053>エジプト最大の風力、商業運転、参画
・中部電力<9502>浜岡原発2号機の火災原因を特定
・ポート<7047>群馬県太田に系統蓄電所、100メガワット参入視野
・JX金属<5016>銅製錬を精鉱から循環へ、生産縮小見据え
・参天製薬<4536>中国・アジア拡販、海外売上高比率29年度50%超
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・07:45 NZ・5月貿易収支(4月:+14.26億NZドル)
・10:30 豪・5月消費者物価指数(予想:前年比+2.3%、4月:+2.4%) <ST>
■こう着のなかでハイテク株の動向が注目される
■黒崎播磨、26/3上方修正 純利益 155億円←100億円
■前場の注目材料:ルネサス、高崎工場の設備一部売却、SiCパワー半導体の量産断念
■こう着のなかでハイテク株の動向が注目される
25日の日本株市場は、こう着ながらもハイテク株主導で底堅さが意識されそうだ。24日の米国市場はNYダウが507ドル高、ナスダックは281ポイント高だった。イスラエルとイランの停戦合意により中東情勢の緊張が和らぐとの期待から買い優勢となった。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は下院金融委での証言で、利下げを急がない姿勢を再表明した。ただし、インフレの鈍化が継続し労働市場が減速したら早期利下げの可能性にも言及したことが材料視された。シカゴ日経225先物は大阪比45円安の38765円。円相場は1ドル=144円80銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや利食い先行で始まることになりそうだ。円相場は1ドル=144円台後半と円安が一服していることも利食いに向かわせやすいだろう。イスラエルとイランが停戦に合意したことは前日の段階で相当分織り込まれていることもあり、日経平均株価は39000円に迫り、2月以来の水準を回復してきたことで、利益確定の売りが入りやすいところでもありそうだ。
また、足もとでは配当再投資に伴う需給が牽引しているとの見方もあり、この需給が一巡した後は手掛かり材料に欠ける可能性はある。イスラエルとイランは停戦に合意したものの、実効性については不透明であり、楽観視は禁物であろう。関税政策の行方を見極めたいほか、国内では参院選を控え政治不安が積極的な売買を手控えさせる可能性も意識されてきそうである。そのため、押し目狙いのスタンスに向かわせやすいだろう。
物色の流れとしては米国で半導体株が買われていることもあり、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向が注目される。また、AI関連などテーマ性のある中小型株には個人主体の値幅取り狙いの動きが続きそうである。グロース250指数は足もとの調整で25日線まで下げていたこともあり、リバウンド狙いの動きが意識されやすいところである。
■黒崎播磨、26/3上方修正 純利益 155億円←100億円
黒崎播磨<5352>は2026年3月期業績予想の修正を発表。純利益を100億円から150億円に上方修正した。経営資源の再配分ならびに持続的な成長に向けた投資資金の確保を目的として、固定資産の譲渡を決議した。固定資産の譲渡に伴う特別利益の計上により、法人税等を控除した純利益が前回予想から変動する見通しとなった。
■前場の注目材料
・イスラエルとイラン停戦合意
・日経平均株価は上昇(38790.56、+436.47)
・NYダウは上昇(43089.02、+507.24)
・ナスダック総合指数は上昇(19912.53、+281.57)
・SOX指数は上昇(5441.86、+197.56)
・VIX指数は低下(17.48、-2.35)
・米長期金利は低下
・ルネサス<6723>高崎工場の設備一部売却、SiCパワー半導体の量産断念
・アイダ<6118>円筒形蓄電池ケース成形機を月内投入、生産性5割増
・ダイジェット工業<6138>超硬合金拡充、耐摩耗・耐食2種提案
・ニデック<6594>インロー型液冷装置の省エネ検証、千葉・印西市のDCで8月開始
・ローム<6963>SiC、トヨタ自動車が採用、中国向けEVに搭載
・コーセル<6905>医療機器用ACアダプター開発、新ブランド第1弾
・高千穂交易<2676>米社と契約、ランサムウエア対策基盤販売
・キオクシアHD<285A>容量2倍のSSD試作
・三菱電機<6503>排ガスからCO2回収、実証を開始
・ダイセル<4202>流体解析ソフトを導入、原材料混合の課題解決
・三井化学<4183>社長・橋本修氏、石化分離で提携・買収を加速
・住友ゴム工業<5110>3Dプリンター用ゴム開発、復元・耐久性クリア
・住友商事<8053>エジプト最大の風力、商業運転、参画
・中部電力<9502>浜岡原発2号機の火災原因を特定
・ポート<7047>群馬県太田に系統蓄電所、100メガワット参入視野
・JX金属<5016>銅製錬を精鉱から循環へ、生産縮小見据え
・参天製薬<4536>中国・アジア拡販、海外売上高比率29年度50%超
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・07:45 NZ・5月貿易収支(4月:+14.26億NZドル)
・10:30 豪・5月消費者物価指数(予想:前年比+2.3%、4月:+2.4%) <ST>
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