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<動意株・24日>(前引け)=ダイナミック、倉元、マイクロアド

配信日時:2025/06/24 11:32 配信元:MINKABU
 ダイナミックマッププラットフォーム<336A.T>=物色の矛先向かい大幅高。この日の寄り前、高精度3次元地図データ生成におけるAI技術の導入加速に向けて、日本マイクロソフト(東京都港区)との連携を開始したと発表しており、これを好感した買いが流入している。ダイナマップではこれまで、高精度3次元地図データ生成でAIを活用する「AI for Data」、並びにAIの学習・推論を目的に自社のデータを活用する「Data for AI」の2つの方向から、AIに関する取り組みを進めてきたが、日本マイクロソフトと連携し「Azure Databricks」を利用することで、「AI for Data」の取り組みを加速する。これにより物体の特定・抽出や図化作業などの自動化率を向上し、整備プロセスの効率化を通してコストの大幅削減を目指すとしている。  倉元製作所<5216.T>=物色人気集中。主力事業の液晶ガラス基板の加工からロボットや半導体など新規事業に重心をシフトして業績立て直しを図っている。そうしたなか、23日取引終了後に、同社の100%子会社が販売する販促機能を搭載した室内業務用清掃ロボットについて、ファミリーマートへの導入台数が累計1100店舗となる見込みとなったことを発表した。これが株価を強く刺激した格好となった。株価が200円近辺で値ごろ感があるうえ、急騰習性に期待する短期筋の買いを呼びこんでいる。同社株は昨年2月下旬から6月中旬にかけて約4カ月で株価を8倍化させる大化け相場を展開した経緯があるだけに思惑も高まりやすい。  マイクロアド<9553.T>=上昇加速で新値追い。同社はきょう、ANAホールディングス<9202.T>傘下の全日本空輸と提携したことを明らかにしており、これが材料視されているようだ。このほど、マイクロアド台湾が多言語で運営する日本情報発信メディア「Japaholic」とANAマレーシアが連携し、「Japaholic」内に訪日観光客向けのクーポンサイトを開設。同社は日本企業の店舗や施設への誘客を目的とする訪日観光客向けのインバウンドプロモーションサービスを一層強化するとしている。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS

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