注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~戻り高値38494.06円が射程に入る~
配信日時:2025/05/28 08:47
配信元:FISCO
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~戻り高値38494.06円が射程に入る~
28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■戻り高値38494.06円が射程に入る
■DyDo、1Q営業損失 赤字拡大 ▲14.45億円
■前場の注目材料:ジーエルテクノHD、ベトナムに新工場、中国リスク回避
■戻り高値38494.06円が射程に入る
28日の日本株市場は、買い一巡後も底堅さが意識されそうだ。27日の米国市場は、NYダウが740ドル高、ナスダックは461ポイント高だった。トランプ米大統領が欧州連合(EU)に対する50%の関税措置を7月9日まで発動を延期すると表明したことが材料視された。米長期金利が低下し、ハイテクなど主力株を中心に買われた。5月の米消費者信頼感指数が市場予想を上回り、過度な景気悪化懸念が後退し上げ幅を広げた。シカゴ日経225先物は大阪比530円高の38350円。円相場は1ドル=144円10銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、ギャップアップで始まることになりそうだ。昨日の上昇で200日線(37802円)に接近してきたが、同線を明確に上抜ける展開が見込まれるため、5月13日の戻り高値38494.06円が射程に入ってきた。売り方の買い戻しの動きが強まると考えられる。米国市場の上昇は予想通りではあるものの、節目の38000円処での底堅さをみせてくるようだと、押し目待ち狙いの買い意欲も強まると考えられる。
また、エヌビディアが3%超の上昇となった。材料としては中国向けに新たなAI半導体を発売する計画が伝わったことであり、これについても織り込まれている。ただし、株価は好反応をみせたほか、28日に決算発表を控えていることもあり、相対的に弱い値動きが続いている半導体株などには、買い戻しの動きが強まる展開が期待されそうである。また、為替市場では円相場が1ドル=144円台と円安に振れて推移していることも安心感につながりそうだ。
日経平均株価はギャップアップで200日線を突破し、買い一巡後は利益確定の売りも入りやすいだろうが、同線を支持線とした底堅さがみられるようだと、直近戻り高値を窺う展開に向かわせそうである。インデックスに絡んだ商いから主力株中心の物色になりそうだが、昨日のグロース250指数は連日で年初来高値を更新しており、時価総額上位で流動性のある銘柄には中小型ファンド経由の資金流入が意識されやすいだろう。
■DyDo、1Q営業損失 赤字拡大 ▲14.45億円
DyDo<2590>が発表した2026年1月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比0.4%減の529億6300万円、営業損益は14億4500万円の赤字(前年同期は6億2800万円の赤字)だった。国内の各事業における減収や原価高騰による売上総利益の減少などが影響した。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(37724.11、+192.58)
・NYダウは上昇(42343.65、+740.58)
・ナスダック総合指数は上昇(19199.16、+461.95)
・SOX指数は上昇(4861.09、+158.71)
・VIX指数は低下(18.96、-1.61)
・シカゴ日経225先物は上昇(38350、+530)
・為替相場は円安・ドル高(144.20-30)
・米長期金利は低下
・ジーエルテクノHD<255A>ベトナムに新工場、中国リスク回避
・旭化成<3407>MMAモノマー撤退、原料高・需給悪化
・IHI<7013>ルーマニア向け原子炉建屋の壁試作
・三菱UFJ<8306>来年度ネット銀開業、AIで顧客別提案
・共英製鋼<5440>6月の異形棒鋼販価を据え置き
・西川ゴム工業<5161>シール部品、材料2割減、次世代技術
・新明和工業<7224>ゴミ収集効率化、業務支援システム検証
・岩谷産業<8088>三菱ふそうトラック・バスと液化水素充填で新技術、研究開発に着手
・チノー<6850>構築容易な熱中症監視システム発売
・三菱重工業<7011>米にDC開発拠点、先進企業と連携強化
・日本ケミコン<6997>車載カメラ部品投入、高速伝送規格に準拠
・丸文<7537>堀越裕史氏、医療・理化学領域で成長
・大崎電気工業<6644>DC電力量計を開発、大容量充電器に装着
・ルネサス<6723>表示装置用MPU新製品、128メガバイトメモリー内蔵
・ソフトバンク<9434>サウジで測位事業、基本計画策定調査
・ニッケ<3201>車向け不織布原反を米で販売、現地供給も視野
・神戸製鋼所<5406>伸銅品生産を増強、山口工場に30億円投資
・グリムス<3150>サンヴィレッジと、三重・愛知に系統用蓄電所
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・10:30 豪・4月消費者物価指数(予想:前年比+2.3%、3月:+2.4%)
・11:00 NZ準備銀行政策金利発表(予想:3.25%、前回:3.50%) <ST>
■戻り高値38494.06円が射程に入る
■DyDo、1Q営業損失 赤字拡大 ▲14.45億円
■前場の注目材料:ジーエルテクノHD、ベトナムに新工場、中国リスク回避
■戻り高値38494.06円が射程に入る
28日の日本株市場は、買い一巡後も底堅さが意識されそうだ。27日の米国市場は、NYダウが740ドル高、ナスダックは461ポイント高だった。トランプ米大統領が欧州連合(EU)に対する50%の関税措置を7月9日まで発動を延期すると表明したことが材料視された。米長期金利が低下し、ハイテクなど主力株を中心に買われた。5月の米消費者信頼感指数が市場予想を上回り、過度な景気悪化懸念が後退し上げ幅を広げた。シカゴ日経225先物は大阪比530円高の38350円。円相場は1ドル=144円10銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、ギャップアップで始まることになりそうだ。昨日の上昇で200日線(37802円)に接近してきたが、同線を明確に上抜ける展開が見込まれるため、5月13日の戻り高値38494.06円が射程に入ってきた。売り方の買い戻しの動きが強まると考えられる。米国市場の上昇は予想通りではあるものの、節目の38000円処での底堅さをみせてくるようだと、押し目待ち狙いの買い意欲も強まると考えられる。
また、エヌビディアが3%超の上昇となった。材料としては中国向けに新たなAI半導体を発売する計画が伝わったことであり、これについても織り込まれている。ただし、株価は好反応をみせたほか、28日に決算発表を控えていることもあり、相対的に弱い値動きが続いている半導体株などには、買い戻しの動きが強まる展開が期待されそうである。また、為替市場では円相場が1ドル=144円台と円安に振れて推移していることも安心感につながりそうだ。
日経平均株価はギャップアップで200日線を突破し、買い一巡後は利益確定の売りも入りやすいだろうが、同線を支持線とした底堅さがみられるようだと、直近戻り高値を窺う展開に向かわせそうである。インデックスに絡んだ商いから主力株中心の物色になりそうだが、昨日のグロース250指数は連日で年初来高値を更新しており、時価総額上位で流動性のある銘柄には中小型ファンド経由の資金流入が意識されやすいだろう。
■DyDo、1Q営業損失 赤字拡大 ▲14.45億円
DyDo<2590>が発表した2026年1月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比0.4%減の529億6300万円、営業損益は14億4500万円の赤字(前年同期は6億2800万円の赤字)だった。国内の各事業における減収や原価高騰による売上総利益の減少などが影響した。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(37724.11、+192.58)
・NYダウは上昇(42343.65、+740.58)
・ナスダック総合指数は上昇(19199.16、+461.95)
・SOX指数は上昇(4861.09、+158.71)
・VIX指数は低下(18.96、-1.61)
・シカゴ日経225先物は上昇(38350、+530)
・為替相場は円安・ドル高(144.20-30)
・米長期金利は低下
・ジーエルテクノHD<255A>ベトナムに新工場、中国リスク回避
・旭化成<3407>MMAモノマー撤退、原料高・需給悪化
・IHI<7013>ルーマニア向け原子炉建屋の壁試作
・三菱UFJ<8306>来年度ネット銀開業、AIで顧客別提案
・共英製鋼<5440>6月の異形棒鋼販価を据え置き
・西川ゴム工業<5161>シール部品、材料2割減、次世代技術
・新明和工業<7224>ゴミ収集効率化、業務支援システム検証
・岩谷産業<8088>三菱ふそうトラック・バスと液化水素充填で新技術、研究開発に着手
・チノー<6850>構築容易な熱中症監視システム発売
・三菱重工業<7011>米にDC開発拠点、先進企業と連携強化
・日本ケミコン<6997>車載カメラ部品投入、高速伝送規格に準拠
・丸文<7537>堀越裕史氏、医療・理化学領域で成長
・大崎電気工業<6644>DC電力量計を開発、大容量充電器に装着
・ルネサス<6723>表示装置用MPU新製品、128メガバイトメモリー内蔵
・ソフトバンク<9434>サウジで測位事業、基本計画策定調査
・ニッケ<3201>車向け不織布原反を米で販売、現地供給も視野
・神戸製鋼所<5406>伸銅品生産を増強、山口工場に30億円投資
・グリムス<3150>サンヴィレッジと、三重・愛知に系統用蓄電所
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・10:30 豪・4月消費者物価指数(予想:前年比+2.3%、3月:+2.4%)
・11:00 NZ準備銀行政策金利発表(予想:3.25%、前回:3.50%) <ST>
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