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金は下げ止まりから値固めへ サンワード証券の陳氏
配信日時:2025/04/10 17:55
配信元:FISCO
*17:55JST 金は下げ止まりから値固めへ サンワード証券の陳氏
皆さん、こんにちは。今回は、金についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、『金は下げ止まりから値固めへ』と述べています。
続いて、『先週のNY金(6月)は、トランプ大統領の「相互関税」が予想以上に強いものになったことを受けて、中心限月の清算値ベースでは3166.20ドルと史上最高値を更新。米高関税政策の詳細が発表されると、時間外取引では一時3200ドル台を付けた』と伝えています。
次に、『週明け7日は、3営業日続落。前週末比61.80ドル(2.04%)安の1オンス=2973.60ドル。中心限月の清算値ベースで3000ドルの節目を割り込むのは3月13日以来、約1カ月ぶり』と述べ、『トランプ米大統領は7日、SNSへの投稿で、中国が米国産品に対する報復措置を撤回しない場合、中国からの輸入品に50%の追加関税を9日から課すと警告した。資金の逃避先としてドル買いが先行し、ドル建て金は売りが優勢となった』と伝えています。
また、『ホワイトハウスのハセット国家経済会議(NEC)委員長は6日、トランプ政権が打ち出した一連の関税政策を巡り、50カ国以上が減免措置などの交渉を求めて、米国に接触してきていると述べた。関税交渉への楽観的な見方を背景に米長期金利が上昇し、金相場を圧迫した』と述べています。
そして、『トランプ米大統領は6日、中国に対し「貿易赤字が解決しない限り、取引はしない」と話しており、関税問題は6月の開催に向けて協議が進む米中首脳会談まで続く可能性がある。中国が米国に報復を宣言したため、50%の追加関税が課せられる可能性がある』と示唆しています。
陳さんは、『今後、多数の国が米国と交渉し、関税が減免されるとの見方から、8日のアジア時間ではリスクオフムードが一服し、金の換金売りの圧力が弱まっている。換金売り一巡となれば、米中貿易戦争激化を背景に金は買われよう。目先は3000ドル前後で保ち合いになると予想する』と考察しています。NY金(6月)予想レンジは、『2900~3100ドル』と想定しています。
一方、『OSE金は1万4000円代での値固めとなろう』と考察、予想レンジは、『1万4000~1万4500円』と想定しています。
また、『ロイター通信は7日、ドイツ銀行が投資家向けのメモで、2025年の金の平均価格見通しを従来の2725ドルから3139ドル、26年は2900ドルから3700ドルに引き上げたと報じた。今月3日以降の調整にもかかわらず、世界経済の混乱や地政学リスクで、引き続き強気相場が続くとしている』と伝えています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の4月9日付「金は下げ止まりから値固めへ」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
<CS>
陳さんはまず、『金は下げ止まりから値固めへ』と述べています。
続いて、『先週のNY金(6月)は、トランプ大統領の「相互関税」が予想以上に強いものになったことを受けて、中心限月の清算値ベースでは3166.20ドルと史上最高値を更新。米高関税政策の詳細が発表されると、時間外取引では一時3200ドル台を付けた』と伝えています。
次に、『週明け7日は、3営業日続落。前週末比61.80ドル(2.04%)安の1オンス=2973.60ドル。中心限月の清算値ベースで3000ドルの節目を割り込むのは3月13日以来、約1カ月ぶり』と述べ、『トランプ米大統領は7日、SNSへの投稿で、中国が米国産品に対する報復措置を撤回しない場合、中国からの輸入品に50%の追加関税を9日から課すと警告した。資金の逃避先としてドル買いが先行し、ドル建て金は売りが優勢となった』と伝えています。
また、『ホワイトハウスのハセット国家経済会議(NEC)委員長は6日、トランプ政権が打ち出した一連の関税政策を巡り、50カ国以上が減免措置などの交渉を求めて、米国に接触してきていると述べた。関税交渉への楽観的な見方を背景に米長期金利が上昇し、金相場を圧迫した』と述べています。
そして、『トランプ米大統領は6日、中国に対し「貿易赤字が解決しない限り、取引はしない」と話しており、関税問題は6月の開催に向けて協議が進む米中首脳会談まで続く可能性がある。中国が米国に報復を宣言したため、50%の追加関税が課せられる可能性がある』と示唆しています。
陳さんは、『今後、多数の国が米国と交渉し、関税が減免されるとの見方から、8日のアジア時間ではリスクオフムードが一服し、金の換金売りの圧力が弱まっている。換金売り一巡となれば、米中貿易戦争激化を背景に金は買われよう。目先は3000ドル前後で保ち合いになると予想する』と考察しています。NY金(6月)予想レンジは、『2900~3100ドル』と想定しています。
一方、『OSE金は1万4000円代での値固めとなろう』と考察、予想レンジは、『1万4000~1万4500円』と想定しています。
また、『ロイター通信は7日、ドイツ銀行が投資家向けのメモで、2025年の金の平均価格見通しを従来の2725ドルから3139ドル、26年は2900ドルから3700ドルに引き上げたと報じた。今月3日以降の調整にもかかわらず、世界経済の混乱や地政学リスクで、引き続き強気相場が続くとしている』と伝えています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の4月9日付「金は下げ止まりから値固めへ」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
<CS>
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