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アイビーシー Research Memo(3):主力事業はITシステム性能監視ソフトウェアのライセンス販売(2)
配信日時:2025/02/07 14:03
配信元:FISCO
*14:03JST アイビーシー Research Memo(3):主力事業はITシステム性能監視ソフトウェアのライセンス販売(2)
■事業概要
2) 特色1:検知から予防へ
一般的な監視システムは、異常の発生を「検知すること」が役割であることが多い。アイビーシー<3920>のSystem Answer G3では「検知する」ことではなく、「未然に予防する」ことを目的としている。そのために、監視で得た情報を自動分析することで「将来予測」を行う機能や、分析を行うための情報を「平均化せず保持し続ける」機能を実装している。これらの機能は、企業におけるITサービスの重要性がより一層高まる現在において、より一層サービス品質の向上には必要な機能である。
「将来予測機能」その1:キャパシティ予知機能
ディスク容量やメモリー使用率などの傾向を自動で分析することで将来的にリソースがしきい値を超える時期を予測しアラート通知を行う機能。リソース使用状況が限界となる前にアラートを受け取ることで、先回りした対処が可能となり、余裕をもってシステム障害を回避する対策を講じることができる。
「将来予測機能」その2:昨対比較機能
昨年の月別の実績値と今年の経過月の昨対平均倍率を算出し掛け合わせることにより、今年の将来月の予測値を算出する機能。この予測値がしきい値を超過していればアラートを通知できるため、お盆や年末年始など将来の季節変動月において、リソースの最大値がしきい値を超えないかを判断することができる。
3) 特色2:安定稼働の促進
万一の障害発生時における問題切分や原因特定の可否は、システム運用担当者の経験やナレッジに大きく依存してしまう事がある。System Answerには、そういった切り分け業務の工数を削減するための機能を有している。「ダイナミックブックマーク(相関分析)機能」では、アラートを検知した機器単体(監視項目)の状況分析だけではなく、監視対象機器全体から相関性を持つ機器(監視項目)を自動抽出し、潜在的な障害リスクの把握とその早期対策を実現できる。また、「監視設定の自動追従機能」も有しているため、運用フェーズでの設定変更等があっても監視の登録漏れを防ぎ、データが取得できていないという事態を回避することができる。
4) 特色3:利活用の支援
同社では純国産製品の強みを生かし、お客様の要望・ニーズを受け止め、機能エンハンスをし続けている。運用現場で「本当に役立つ」製品の開発を追及することで、監視として求められる機能だけでなく、製品活用を積極的に支援する「プロフェッショナルトレーニングサービス」や、月次での運用報告を毎月自動で提供する「性能評価レポートサービス」といった利活用支援のためのサービスが充実していることも特色である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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2) 特色1:検知から予防へ
一般的な監視システムは、異常の発生を「検知すること」が役割であることが多い。アイビーシー<3920>のSystem Answer G3では「検知する」ことではなく、「未然に予防する」ことを目的としている。そのために、監視で得た情報を自動分析することで「将来予測」を行う機能や、分析を行うための情報を「平均化せず保持し続ける」機能を実装している。これらの機能は、企業におけるITサービスの重要性がより一層高まる現在において、より一層サービス品質の向上には必要な機能である。
「将来予測機能」その1:キャパシティ予知機能
ディスク容量やメモリー使用率などの傾向を自動で分析することで将来的にリソースがしきい値を超える時期を予測しアラート通知を行う機能。リソース使用状況が限界となる前にアラートを受け取ることで、先回りした対処が可能となり、余裕をもってシステム障害を回避する対策を講じることができる。
「将来予測機能」その2:昨対比較機能
昨年の月別の実績値と今年の経過月の昨対平均倍率を算出し掛け合わせることにより、今年の将来月の予測値を算出する機能。この予測値がしきい値を超過していればアラートを通知できるため、お盆や年末年始など将来の季節変動月において、リソースの最大値がしきい値を超えないかを判断することができる。
3) 特色2:安定稼働の促進
万一の障害発生時における問題切分や原因特定の可否は、システム運用担当者の経験やナレッジに大きく依存してしまう事がある。System Answerには、そういった切り分け業務の工数を削減するための機能を有している。「ダイナミックブックマーク(相関分析)機能」では、アラートを検知した機器単体(監視項目)の状況分析だけではなく、監視対象機器全体から相関性を持つ機器(監視項目)を自動抽出し、潜在的な障害リスクの把握とその早期対策を実現できる。また、「監視設定の自動追従機能」も有しているため、運用フェーズでの設定変更等があっても監視の登録漏れを防ぎ、データが取得できていないという事態を回避することができる。
4) 特色3:利活用の支援
同社では純国産製品の強みを生かし、お客様の要望・ニーズを受け止め、機能エンハンスをし続けている。運用現場で「本当に役立つ」製品の開発を追及することで、監視として求められる機能だけでなく、製品活用を積極的に支援する「プロフェッショナルトレーニングサービス」や、月次での運用報告を毎月自動で提供する「性能評価レポートサービス」といった利活用支援のためのサービスが充実していることも特色である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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