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Jストリーム---3Q増収・2ケタ増益、通期連結業績予想の上方修正を発表
配信日時:2025/01/31 19:49
配信元:FISCO
*19:49JST Jストリーム---3Q増収・2ケタ増益、通期連結業績予想の上方修正を発表
Jストリーム<4308>は30日、2025年3月期第3四半期(24年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.8%増の89.02億円、営業利益が同60.7%増の8.39億円、経常利益が同59.4%増の8.64億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同73.1%増の5.12億円となった。
販売面のEVC領域(医薬)においては、主力のWeb講演会用途のライブ配信や、イベント実施に伴う集客や諸手配といった領域において、製薬企業のDX展開に伴う受注は継続しているが、企業によって展開への注力度合いは差異が見られる。当第3四半期累計期間においては、大口取引先のWeb講演会を中心としたプロモーションについて、前年度対比で大型のものが少なく、販促活動費の絞り込みを行う企業が多い状況が10月ごろまで続いた。第3四半期においては、12月決算の外資系企業を中心に、期末を意識したWeb講演会の開催や、集客のための広告出稿が活況となった。上半期の落ち込みの影響から、累計では前年に及ばない水準ではあるものの、医薬品マーケティングに有効なデータ分析ツール、および医薬品マーケティングに活用するコンテンツ制作とあわせて、期初想定を上回る受注を獲得できた。
EVC領域(医薬以外)においては、販売促進のためのウェブセミナー、企業や団体内での教育・情報共有に向けた動画の利用が底堅く推移した。これに伴い、各種情報の配信インフラとしての機能を持つ主力サービスの「J-Stream Equipmedia」や「J-Stream CDNext」等の定常的利用は堅調に推移した。6月に需要が集中するバーチャル株主総会は、新型コロナウイルス感染症対応で実施していた企業のリアル回帰する動きも見られたが、前年を上回る実績を確保できた。また、企業の販促・情報提供向けのWEBサイト制作、社内イベント実施、社外イベントへの出展等に伴うライブ配信や各種制作についても大口の受注があった。これらの結果、この領域全体では前年を上回る結果となった。
OTT領域においては、放送業界におけるシステム開発、サイト運用や関連するWEB制作業務、配信ネットワーク売上が中心となった。第2四半期においてはコンテンツホルダー向けのシステム機器提供に関して大口の納品を実施した。また、放送局のネット配信サービスメニューの拡充や大規模イベントネット中継の実施に伴うネットワーク売上、システム更新や新機能導入に伴う開発売上が順調であった結果、前年を上回る結果となった。
費用面においては、EVC領域(医薬)において、内製比率が高いコンテンツの制作が好調であったことにより外注費が減少したほか、サービス開発の一巡により業務委託手数料についても削減できた。これに加え、前年度の子会社を含めたオフィス面積縮小、移転に伴う費用削減効果が発揮されたことから、売上原価は前年比で減少した。販売費及び一般管理費は、イベント出展等の各種販売促進策や、顧客提案活動の増加に伴い、前年比で増加した。これに加え、付加価値の高いWeb講演会ライブ売上が伸長したことに伴い、利益率は改善した。
2025年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比4.1%増(前回予想比0.1%増)の117.30億円、営業利益が同50.9%増(同22.5%増)の8.55億円、経常利益が同51.4%増(同24.8%増)の8.86億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同67.0%増(同36.3%増)の4.98億円としている。
<AK>
販売面のEVC領域(医薬)においては、主力のWeb講演会用途のライブ配信や、イベント実施に伴う集客や諸手配といった領域において、製薬企業のDX展開に伴う受注は継続しているが、企業によって展開への注力度合いは差異が見られる。当第3四半期累計期間においては、大口取引先のWeb講演会を中心としたプロモーションについて、前年度対比で大型のものが少なく、販促活動費の絞り込みを行う企業が多い状況が10月ごろまで続いた。第3四半期においては、12月決算の外資系企業を中心に、期末を意識したWeb講演会の開催や、集客のための広告出稿が活況となった。上半期の落ち込みの影響から、累計では前年に及ばない水準ではあるものの、医薬品マーケティングに有効なデータ分析ツール、および医薬品マーケティングに活用するコンテンツ制作とあわせて、期初想定を上回る受注を獲得できた。
EVC領域(医薬以外)においては、販売促進のためのウェブセミナー、企業や団体内での教育・情報共有に向けた動画の利用が底堅く推移した。これに伴い、各種情報の配信インフラとしての機能を持つ主力サービスの「J-Stream Equipmedia」や「J-Stream CDNext」等の定常的利用は堅調に推移した。6月に需要が集中するバーチャル株主総会は、新型コロナウイルス感染症対応で実施していた企業のリアル回帰する動きも見られたが、前年を上回る実績を確保できた。また、企業の販促・情報提供向けのWEBサイト制作、社内イベント実施、社外イベントへの出展等に伴うライブ配信や各種制作についても大口の受注があった。これらの結果、この領域全体では前年を上回る結果となった。
OTT領域においては、放送業界におけるシステム開発、サイト運用や関連するWEB制作業務、配信ネットワーク売上が中心となった。第2四半期においてはコンテンツホルダー向けのシステム機器提供に関して大口の納品を実施した。また、放送局のネット配信サービスメニューの拡充や大規模イベントネット中継の実施に伴うネットワーク売上、システム更新や新機能導入に伴う開発売上が順調であった結果、前年を上回る結果となった。
費用面においては、EVC領域(医薬)において、内製比率が高いコンテンツの制作が好調であったことにより外注費が減少したほか、サービス開発の一巡により業務委託手数料についても削減できた。これに加え、前年度の子会社を含めたオフィス面積縮小、移転に伴う費用削減効果が発揮されたことから、売上原価は前年比で減少した。販売費及び一般管理費は、イベント出展等の各種販売促進策や、顧客提案活動の増加に伴い、前年比で増加した。これに加え、付加価値の高いWeb講演会ライブ売上が伸長したことに伴い、利益率は改善した。
2025年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比4.1%増(前回予想比0.1%増)の117.30億円、営業利益が同50.9%増(同22.5%増)の8.55億円、経常利益が同51.4%増(同24.8%増)の8.86億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同67.0%増(同36.3%増)の4.98億円としている。
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