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豆蔵デジタルホールディングス:豆蔵を核に4つの事業を展開、毎期2桁成長を目指す
配信日時:2024/08/29 13:41
配信元:FISCO
*13:41JST 豆蔵デジタルホールディングス:豆蔵を核に4つの事業を展開、毎期2桁成長を目指す
豆蔵デジタルホールディングス<202A>は、企業のデジタルシフトを実現し、顧客とともにデジタル競争力を高めるためのクラウドコンサルティングサービス(24年3月期全体売上高に対して36.3%)、AIコンサルティングサービス(同7.7%)、AIロボティクス・エンジニアリングサービス(同15.1%)、モビリティ・オートメーションサービス(同40.9%)を手掛ける。
同社はソフトウェア×工学技術でお客様の価値創造を支援するテクノロジーコンサルティングファームである株式会社豆蔵を核として、最も親和性が高く相乗効果の期待できる車載ECU開発やファクトリーオートメーションなどを手がけるコーワメックス、SAPやMicrosoft Dynamics 365といったERP導入を展開するエヌティ・ソリューションズの3社を完全子会社とする持株会社となった。なお、同社グループは豆蔵K2TOPHD(インテグラル出資により設立)から経営指導等を受けていた時期もあったが、当該経営指導等は解消している。金融、通信、製造、商社等多様な業界の大手優良企業を顧客として抱え、プライム上場企業(含む関連会社)からの売上高比率80%超、平均取引年数約8年と強固な顧客基盤を確立している。
25年3月期第1四半期の売上高は2,717百万円(前年同期比8.7%増)、営業利益は533百万円(同2.9%増)で着地した。各事業で既存顧客における継続案件や拡大案件が着実に進捗したことにより前年同期比増収増益を実現、足元の採用状況も想定以上に順調に推移しており、通期業績予想達成に向けて順調な滑り出しとなった。新規顧客の獲得も進んでいるもよう。なお、25年3月期通期業績予想は、売上高は10,552(前期比10.1%増)、営業利益は2,071百万円(同15.1%増)を見込んでいる。
同社は中期経営計画を開示しており、量的成長と質的成長の2つを掲げている。量的成長では、「豆蔵Way/人材育成メソッド」を通じたエンジニアの質の向上や豆蔵独自のブランディング強化を含めた採用メソドロジーを展開して人材の質を重視した採用戦略をとっていく。質的成長では、最先端技術の活用によりデジタル ビジネス領域での事業規模を拡大していくようだ。27年3月期にかけてトップラインはCAGR10~12%、営業利益は同15~17%で安定的な成長を中長期的に持続することを重視。主力のクラウドコンサルティングでは活況な基幹系システムの刷新市場を背景としたモダナイゼーションサービスやERP導入支援サービスの拡大、モビリティ・オートメーションではソフトウェア定義車両(SDV)の拡大に伴い、車載電子制御製品などの需要の高まり、AIロボティクスでは、人件費高騰・人口枯渇を背景に製造業を中心とした省人化・自動化に関する需要の高まりが追い風となっている。直近グロース市場に上場したばかりではあるが、中長期的に成長が期待できる銘柄として注目しておきたい。
<NH>
同社はソフトウェア×工学技術でお客様の価値創造を支援するテクノロジーコンサルティングファームである株式会社豆蔵を核として、最も親和性が高く相乗効果の期待できる車載ECU開発やファクトリーオートメーションなどを手がけるコーワメックス、SAPやMicrosoft Dynamics 365といったERP導入を展開するエヌティ・ソリューションズの3社を完全子会社とする持株会社となった。なお、同社グループは豆蔵K2TOPHD(インテグラル出資により設立)から経営指導等を受けていた時期もあったが、当該経営指導等は解消している。金融、通信、製造、商社等多様な業界の大手優良企業を顧客として抱え、プライム上場企業(含む関連会社)からの売上高比率80%超、平均取引年数約8年と強固な顧客基盤を確立している。
25年3月期第1四半期の売上高は2,717百万円(前年同期比8.7%増)、営業利益は533百万円(同2.9%増)で着地した。各事業で既存顧客における継続案件や拡大案件が着実に進捗したことにより前年同期比増収増益を実現、足元の採用状況も想定以上に順調に推移しており、通期業績予想達成に向けて順調な滑り出しとなった。新規顧客の獲得も進んでいるもよう。なお、25年3月期通期業績予想は、売上高は10,552(前期比10.1%増)、営業利益は2,071百万円(同15.1%増)を見込んでいる。
同社は中期経営計画を開示しており、量的成長と質的成長の2つを掲げている。量的成長では、「豆蔵Way/人材育成メソッド」を通じたエンジニアの質の向上や豆蔵独自のブランディング強化を含めた採用メソドロジーを展開して人材の質を重視した採用戦略をとっていく。質的成長では、最先端技術の活用によりデジタル ビジネス領域での事業規模を拡大していくようだ。27年3月期にかけてトップラインはCAGR10~12%、営業利益は同15~17%で安定的な成長を中長期的に持続することを重視。主力のクラウドコンサルティングでは活況な基幹系システムの刷新市場を背景としたモダナイゼーションサービスやERP導入支援サービスの拡大、モビリティ・オートメーションではソフトウェア定義車両(SDV)の拡大に伴い、車載電子制御製品などの需要の高まり、AIロボティクスでは、人件費高騰・人口枯渇を背景に製造業を中心とした省人化・自動化に関する需要の高まりが追い風となっている。直近グロース市場に上場したばかりではあるが、中長期的に成長が期待できる銘柄として注目しておきたい。
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