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カンロ Research Memo(5):2024年12月期の業績予想を上方修正、通期過去最高益の見通し
配信日時:2024/08/29 13:15
配信元:FISCO
*13:15JST カンロ Research Memo(5):2024年12月期の業績予想を上方修正、通期過去最高益の見通し
■今後の見通し
● 2024年12月期の業績予想
2024年12月期の業績予想について、カンロ<2216>は2024年6月に修正予想を発表した。売上高が30,800百万円(前期比6.1%増)、営業利益は3,810百万円(同12.4%増)、経常利益は3,830百万円(同11.6%増)、当期純利益は2,800百万円(同13.7%増)に上方修正した。期初予想と比べると、売上高は500百万円増(1.7%増)、営業利益は360百万円増(10.4%増)、経常利益は360百万円増(10.4%増)、当期純利益は300百万円増(12.0%増)で、売上・利益ともに通期過去最高の見通しだ。
通期業績予想では、下期も期初の想定どおりの販売を見込み、売上高は前回発表予想数値に比べて増加する見通しである。一方、円安が進行・継続し、一部原材料の価格が期初の想定を上回る上昇が見込まれ、生産増加及び期ズレによる修繕費の増加などの影響で、下期は売上原価率の上昇が予想される。また、上期からの期ズレ費用及び販促などの追加施策の実施により、下期は期初予想から減益の計画となるものの、通期の営業利益、経常利益、当期純利益は前回発表予想数値に比べてともに増加する見通しだ。2025年12月期も見据え、増産に向けた生産体制の整備(松本工場グミ棟拡張)を進めると共に、更なる生産性向上と、原材料価格の動向に応じた機動的な価格設定の見直しなどを実施し、利益率の改善に取り組んでいく。
同社の成長が顕著に見られる。同社が市場での競争力を強化し、売上を順調に拡大している。営業利益も売上増加に加えて、コスト管理の効率化や利益率の改善が成功していることを示している。同社は営業活動において強固なパフォーマンスを発揮しており、内部効率の向上が利益を押し上げている。さらに、経常利益も、営業利益の増加が経常利益にも反映されていることを示し、同社の持続可能な収益力が強化されていると見られる。当期純利益の大幅な増加は、同社の最終的な収益性の向上を示しており、株主価値の増大にもつながる。総じて、同社は売上高と利益の両面で前年同期を大幅に上回る成績を予測しており、業績が順調に改善していることが明らかである。売上成長と利益率の向上のバランスがよく、さらなる財務基盤の強化が期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
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● 2024年12月期の業績予想
2024年12月期の業績予想について、カンロ<2216>は2024年6月に修正予想を発表した。売上高が30,800百万円(前期比6.1%増)、営業利益は3,810百万円(同12.4%増)、経常利益は3,830百万円(同11.6%増)、当期純利益は2,800百万円(同13.7%増)に上方修正した。期初予想と比べると、売上高は500百万円増(1.7%増)、営業利益は360百万円増(10.4%増)、経常利益は360百万円増(10.4%増)、当期純利益は300百万円増(12.0%増)で、売上・利益ともに通期過去最高の見通しだ。
通期業績予想では、下期も期初の想定どおりの販売を見込み、売上高は前回発表予想数値に比べて増加する見通しである。一方、円安が進行・継続し、一部原材料の価格が期初の想定を上回る上昇が見込まれ、生産増加及び期ズレによる修繕費の増加などの影響で、下期は売上原価率の上昇が予想される。また、上期からの期ズレ費用及び販促などの追加施策の実施により、下期は期初予想から減益の計画となるものの、通期の営業利益、経常利益、当期純利益は前回発表予想数値に比べてともに増加する見通しだ。2025年12月期も見据え、増産に向けた生産体制の整備(松本工場グミ棟拡張)を進めると共に、更なる生産性向上と、原材料価格の動向に応じた機動的な価格設定の見直しなどを実施し、利益率の改善に取り組んでいく。
同社の成長が顕著に見られる。同社が市場での競争力を強化し、売上を順調に拡大している。営業利益も売上増加に加えて、コスト管理の効率化や利益率の改善が成功していることを示している。同社は営業活動において強固なパフォーマンスを発揮しており、内部効率の向上が利益を押し上げている。さらに、経常利益も、営業利益の増加が経常利益にも反映されていることを示し、同社の持続可能な収益力が強化されていると見られる。当期純利益の大幅な増加は、同社の最終的な収益性の向上を示しており、株主価値の増大にもつながる。総じて、同社は売上高と利益の両面で前年同期を大幅に上回る成績を予測しており、業績が順調に改善していることが明らかである。売上成長と利益率の向上のバランスがよく、さらなる財務基盤の強化が期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
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