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米外為市場サマリー:低調な米経済指標を受け一時155円90銭台に軟化

配信日時:2024/06/04 07:58 配信元:MINKABU
 3日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=156円08銭前後と前週末に比べて1円20銭強のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=170円19銭前後と同40銭強のユーロ安・円高だった。  5月31日に発表された4月の米個人消費支出(PCE)物価指数を受けて米インフレ加速への警戒感が和らぎ、米長期金利が低下するなかドル円相場は軟調にスタートした。その後、この日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した5月の米製造業景況感指数が前月から悪化したことが分かると、米利下げの余地が広がったとの見方が強まるとともにドル売り・円買いが流入。米商務省が発表した4月の建設支出が前月から減少したことも影響し、ドル円相場は155円95銭まで軟化する場面があった。一方、欧州中央銀行(ECB)が6日に開く理事会で利下げを決めるとの観測などを背景に、ユーロも対円で売りが優勢だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0904ドル前後と前週末に比べて0.0055ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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