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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は5日続伸、中国景気の持ち直し継続期待が相場を下支えしている
配信日時:2023/04/07 10:36
配信元:FISCO
*10:36JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は5日続伸、中国景気の持ち直し継続期待が相場を下支えしている
【ブラジル】ボベスパ指数 100821.73 -0.15%
6日のブラジル株式市場は小幅続落。主要指標のボベスパ指数は前日比156.12ポイント安(-0.15%)の100821.73で取引を終了した。101627.96から100442.96まで下落した。
朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は前日の終値近辺でもみ合った。翌7日は聖金曜日で連休となり、慎重ムードが強まった。また、世界景気の先行き不安が払しょくされていないことも引き続き足かせに。国際通貨基金(IMF)は今後5年の世界経済の成長率について、1990年以来の低い水準になると警告した。一方、指数の下値は限定的。欧米市場が堅調だったことなどが指数をサポートした。
【ロシア】MICEX指数 2498.30 -0.10%
6日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比2.50ポイント安(-0.10%)の2498.30で取引を終了した。2521.81から2498.30まで下落した。
プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、通貨ルーブル安の進行もロシア株の売り圧力を強めた。一方、指数の下値は限定的。成長予想の上方修正などが好感された。世界銀行は最新リポートで、2023年のロシアの成長予想を1月に予想したマイナス3.3%からマイナス0.2%に引き上げた。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 59832.97 +0.24%
6日のインドSENSEX指数は続伸。前日比143.66ポイント高(+0.24%)の59832.97、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同42.10ポイント高(+0.24%)の17599.15で取引を終えた。
売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。利上げの見送りが好感された。インド準備銀行(中央銀行)はこの日、政策金利となるRBIレポレートを市場予想に反して6.50%に据え置くと決定。予想は0.25%の利上げだった。また、欧州市場の上昇も終盤のサポート材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3312.63 +0.00%
休場明け6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比0.07ポイント高(+0.00%)の3312.63ポイントと小幅ながら5日続伸した。
中国景気の持ち直し継続期待が相場を下支えしている。取引時間中に公表された今年3月の財新中国サービス業PMIは57.8にまで回復し、予想(55.0)を上回った。中国では3月以降、景気改善を示唆する経済指標の発表が相次いでいる。産業支援の動きも期待される状況。先端技術を巡る米中摩擦の高まりを背景に、中国当局は産業支援の姿勢を強めるとの見方だ。もっとも、上値は重い。米中対立の警戒感がくすぶる中、指数は安く推移する場面もみられた。
<NH>
6日のブラジル株式市場は小幅続落。主要指標のボベスパ指数は前日比156.12ポイント安(-0.15%)の100821.73で取引を終了した。101627.96から100442.96まで下落した。
朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は前日の終値近辺でもみ合った。翌7日は聖金曜日で連休となり、慎重ムードが強まった。また、世界景気の先行き不安が払しょくされていないことも引き続き足かせに。国際通貨基金(IMF)は今後5年の世界経済の成長率について、1990年以来の低い水準になると警告した。一方、指数の下値は限定的。欧米市場が堅調だったことなどが指数をサポートした。
【ロシア】MICEX指数 2498.30 -0.10%
6日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比2.50ポイント安(-0.10%)の2498.30で取引を終了した。2521.81から2498.30まで下落した。
プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、通貨ルーブル安の進行もロシア株の売り圧力を強めた。一方、指数の下値は限定的。成長予想の上方修正などが好感された。世界銀行は最新リポートで、2023年のロシアの成長予想を1月に予想したマイナス3.3%からマイナス0.2%に引き上げた。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 59832.97 +0.24%
6日のインドSENSEX指数は続伸。前日比143.66ポイント高(+0.24%)の59832.97、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同42.10ポイント高(+0.24%)の17599.15で取引を終えた。
売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。利上げの見送りが好感された。インド準備銀行(中央銀行)はこの日、政策金利となるRBIレポレートを市場予想に反して6.50%に据え置くと決定。予想は0.25%の利上げだった。また、欧州市場の上昇も終盤のサポート材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3312.63 +0.00%
休場明け6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比0.07ポイント高(+0.00%)の3312.63ポイントと小幅ながら5日続伸した。
中国景気の持ち直し継続期待が相場を下支えしている。取引時間中に公表された今年3月の財新中国サービス業PMIは57.8にまで回復し、予想(55.0)を上回った。中国では3月以降、景気改善を示唆する経済指標の発表が相次いでいる。産業支援の動きも期待される状況。先端技術を巡る米中摩擦の高まりを背景に、中国当局は産業支援の姿勢を強めるとの見方だ。もっとも、上値は重い。米中対立の警戒感がくすぶる中、指数は安く推移する場面もみられた。
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