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米外為市場サマリー:米長期金利の上昇を受け一時138円80銭台に下げ渋る

配信日時:2022/11/30 07:50 配信元:MINKABU
 29日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=138円63銭前後と前日に比べ30銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=143円26銭前後と同40銭程度のユーロ安・円高だった。  欧州市場でドル円相場は137円87銭まで軟化する場面があったものの、ニューヨーク市場では下げ渋る動きとなった。30日にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控えるなか、米金融引き締め長期化が意識されるかたちで米長期金利が上昇に転じたことがドルの下支えとなり、一時138円85銭まで値を戻した。一方、ユーロが対ドルや対円で軟調だった。この日に発表されたドイツの11月消費者物価指数(CPI)速報値の伸び率が前月から鈍化し、欧州中央銀行(ECB)が利上げ幅を緩めるとの見方から欧州債利回りが低下したことが影響した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0330ドル前後と前日に比べて0.0010ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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