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米外為市場サマリー:FRB高官のタカ派発言を支えに一時139円00銭に戻す

配信日時:2022/11/29 08:06 配信元:MINKABU
 28日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=138円95銭前後と前週末に比べ20銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=143円66銭前後と同90銭強のユーロ安・円高だった。  中国のゼロコロナ政策に対する抗議デモが広がり、同国の混乱が世界経済の減速を招くとの警戒感が高まるなか、ドル円相場は欧州市場で一時137円50銭と約3カ月ぶりの水準までドル安・円高が進んだ。ただ、ニューヨーク市場では米長期金利の低下が一服するとともにドル円相場も下げ渋る展開。米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が「インフレ抑制に向け米連邦準備理事会(FRB)には行うべきことが残っている」と述べたことや、米セントルイス地区連銀のブラード総裁が「インフレを抑制するため、政策金利を更に引き上げ、来年及び2024年にかけその水準で維持する必要がある」との認識を示したことがドルの下支えとなり、ドル円相場は139円00銭まで値を戻す場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0340ドル前後と前週末に比べて0.0050ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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