みんかぶニュース 為替・FX

午後:債券サマリー 先物は反発、時間外の米金利低下が支援材料

配信日時:2022/11/28 15:37 配信元:MINKABU
 28日の債券市場で、先物中心限月12月限は反発。朝方の売りが一巡したあとは持ち直し、午後は時間外取引での米長期金利の低下を手掛かりに強含む動きとなった。  債券先物は前週末の軟調地合いを引き継ぐかたちでスタートしたが、その後は自律反発を期待した買いなどが流入。日銀が「残存期間3年超5年以下」「同5年超10年以下」「同10年超25年以下」「同25年超」を対象とする国債買いオペを通知したことが需給面での下支えとなった面もあった。日銀オペの結果は無難とみる向きが多かったものの、この日の時間外取引で米長期金利が3.6%台前半に低下したことが好材料。米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが鈍化するとの観測は依然根強いようで、債券先物は米金利低下を手掛かりに149円04銭まで上伸する場面があった。とはいえ、今週は12月2日の米11月雇用統計をはじめ米経済指標の発表が相次ぐほか、11月30日のパウエルFRB議長の講演なども予定されており、積極的に上値を追う勢いには乏しかった。  先物12月限の終値は前週末比5銭高の149円02銭となった。一方、現物債市場で新発10年債の取引は、午後3時時点でまだ成立していない。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ