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午後:債券サマリー 先物は小反発、長期金利0.240%で横ばい

配信日時:2022/11/24 15:30 配信元:MINKABU
 24日の債券市場で、先物中心限月12月限は小反発。米利上げペースの鈍化観測などを背景に、前日の米長期債相場が続伸(金利は低下)したことが支援材料となった。  米連邦準備理事会(FRB)が23日に公開した1~2日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、多くの参加者が利上げ減速を支持していたことが明らかとなり、同日の米債券市場では米金融引き締めへの警戒感が後退。また、23日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数や11月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値が低調な結果となったことで、米国の景気減速が意識され安全資産とされる債券が選好されやすいこともあり、債券先物は午前に149円47銭まで上伸する場面があった。ただ、きょうは財務省による国債入札や日銀の国債買いオペといった需給を左右するイベントがなかったほか、今晩の米市場が感謝祭の祝日で休場となることから買い一巡後は伸び悩み。あす25日に40年債入札が予定されていることも上値の重さにつながったようだ。  先物12月限の終値は前営業日の22日に比べて4銭高の149円38銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前回取引が成立した21日と同じ0.240%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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