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米外為市場サマリー:米小売売上高を受け一時140円00銭台に上伸

配信日時:2022/11/17 07:55 配信元:MINKABU
 16日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=139円50銭前後と前日に比べ20銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=145円03銭前後と同90銭弱のユーロ高・円安だった。  この日に発表された10月の米小売売上高は前月比1.3%増となり、市場予想(1.0%程度の増加)を上回ったことを手掛かりにドル円相場は一時140円02銭まで上伸した。その後、10月の米鉱工業生産が前月比0.1%の低下と市場予想(0.1%程度の上昇)を下回ったことで139円04銭まで軟化する場面もあったが、米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が「利上げはまだ道半ば」と述べるなどFRB高官のタカ派発言を支えに139円台半ばに持ち直した。一方、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長がポーランドに着弾したミサイルについて「ウクライナの迎撃ミサイルの公算が大きい」との認識を示したことから地政学リスクへの意識が薄れ、ユーロが対ドルや対円で買われた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0395ドル前後と前日に比べて0.0045ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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