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米外為市場サマリー:米PPIを受け一時137円60銭台に軟化

配信日時:2022/11/16 07:59 配信元:MINKABU
 15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=139円28銭前後と前日に比べ60銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=144円15銭前後と同30銭強のユーロ安・円高だった。  この日に米労働省が発表した10月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.2%上昇し、エネルギー・食品を除くコア指数は同横ばいだった。ともに市場予想(0.4%程度の上昇、0.3%程度の上昇)を下回ったことで、米物価上昇ペースの鈍化観測が台頭。米長期金利が低下するとともに日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが流入し、ドル円相場は一時137円68銭まで軟化した。ただ、その後は米連邦準備理事会(FRB)のクック理事やバー副議長が「インフレは高すぎる」との見解を示したことでドルが買い戻され、139円70銭近辺まで下げ渋る場面があった。一方、ユーロは独11月ZEW景況感調査(期待指数)が改善したことを手掛かりに対ドルで買われたが、ロシアのミサイルがポーランドに着弾したとの報道をきっかけに上値が重くなった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0349ドル前後と前日に比べて0.0020ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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