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米外為市場サマリー:米CPIを受け一時140円20銭まで軟化

配信日時:2022/11/11 07:50 配信元:MINKABU
 10日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=140円98銭前後と前日に比べ5円50銭弱のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=143円91銭前後と同2円70銭弱のユーロ安・円高だった。  この日に米労働省が発表した10月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月に比べ7.7%の上昇と市場予想(8.0%程度の上昇)を下回り、エネルギーと食品を除くコア指数も6.3%上昇と市場予想(6.5%程度の上昇)より減速した。これを受けてインフレのピークアウトが意識されるなか、米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの見方が台頭。米長期金利が3.8%台と約1カ月ぶりの水準まで低下するとともに、日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いが活発化し、ドル円相場は一時140円20銭と9月5日以来およそ2カ月ぶりとなる水準まで軟化した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0209ドル前後と前日に比べて0.0200ドル弱のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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