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午後:債券サマリー 先物は反落、手控え要因多く買い続かず

配信日時:2022/11/08 15:32 配信元:MINKABU
 8日の債券市場で、先物中心限月12月限は反落。安寄り後は上昇する場面もあったが、手控え要因に事欠かないとあって買いは続かなかった。  7日の米長期債相場が下落(金利は上昇)したことが影響し、東京市場の債券先物は軟調にスタートした。ただ、下値では押し目買いが散見され、売り一巡後はプラス圏に浮上。日銀が朝方発表した「金融政策決定会合における主な意見」(10月27~28日開催分)では、「物価安定の目標を実現するため、現在の金融緩和を継続することが適当である」などの意見があり、これを買い手掛かりとする向きもあったようだ。とはいえ、市場の関心は8日投開票の米中間選挙や10日発表の米10月消費者物価指数(CPI)に向かっていることから上値を追う勢いには乏しく、午前に148円54銭まで上昇したあとは伸び悩み。午後に入ると、この日に実施された日銀の国債買いオペで「残存期間10年超25年以下」の応札結果が弱めだったことで、あす行われる30年債入札への警戒感が強まった。  先物12月限の終値は前日比7銭安の148円41銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前回取引が成立した4日に比べて横ばいの0.250%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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