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午後:債券サマリー 先物は続落、米金融引き締めの長期化を警戒

配信日時:2022/11/04 16:03 配信元:MINKABU
 4日の債券市場で、先物中心限月12月限は続落。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めが想定よりも長期化するとの見方から前日の米長期債相場が下落(金利は上昇)したことが影響した。  2日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%の利上げが決まったことは大方の予想通りだったが、パウエルFRB議長が記者会見で政策金利の到達点(ターミナルレート)が従来の見通しよりも高くなる可能性があると言及したことで米金利の先高観が強まった。米長期金利は3日に一時4.2%台に上昇し、この流れが東京市場に波及。この日の時間外取引では4.1%台で推移したが、米金利再上昇への警戒感から債券先物は午前に一時148円24銭まで軟化した。その後は下げ渋る動きとなったものの、今晩に発表される米10月雇用統計を見極めたいとして積極的な買いは入りにくく戻りは限定的だった。  先物12月限の終値は2日に比べ37銭安の148円43銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、取引が成立した1日に比べて0.005%上昇の0.250%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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