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午後:債券サマリー 先物は反落、FOMC結果発表を控え模様眺め

配信日時:2022/11/02 15:47 配信元:MINKABU
 2日の債券市場で、先物中心限月12月限は反落。朝方には小高くなる場面もみられたが、日本時間3日未明に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を控えて買いは続かなかった。  米連邦準備理事会(FRB)が4会合連続で0.75%の利上げに踏み切ることが確実視されるなか、市場の関心は12月以降の利上げペースに移っている。FOMCの結果発表後に行われるパウエルFRB議長の記者会見の内容を見極めたいとする向きが多く、この日の東京市場は模様眺めムードが広がりやすかった。こうしたなか、時間外の米長期金利が4.0%台と高い水準で推移していることが重荷となり、債券先物は概ね軟調な動き。この日は日銀が「残存期間1年以下」「同1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同25年超」を対象とする国債買いオペを実施したが、買い入れ額は10月末に公表したオペ運用方針(オペ紙)で示した額と同じだったほか、応札結果が無難と受け止められたことから相場を押し上げる材料にはならなかった。  先物12月限の終値は前日比6銭安の148円80銭となった。一方、現物債市場で新発10年債の取引は、午後3時時点でまだ成立していない。 出所:MINKABU PRESS

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