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午後:債券サマリー 先物は続伸、長期金利0.250%で横ばい

配信日時:2022/10/26 15:44 配信元:MINKABU
 26日の債券市場で、先物中心限月12月限は3日続伸。日銀が午前10時過ぎに通知した国債買いオペを手掛かりに、148円53銭まで急伸する場面があった。  25日に発表された8月のS&Pケース・シラー米住宅価格指数が市場予想を下回ったほか、10月の米消費者信頼感指数が3カ月ぶりに低下したことで、同日の米市場では米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが緩むとの見方が強まった。米長期債相場が反発(金利は低下)した流れが東京市場に波及し、債券先物は買い優勢でスタート。日銀が「残存期間3年超5年以下」「同5年超10年以下」「同10年超25年以下」「同25年超」を対象とした買い入れ額を、9月末に公表した10~12月のオペ方針で示した額から増やし、前回に続いて増額を維持したことが明らかになると、これが好感されるかたちで上げ幅を拡大した。ただ、午後に明らかとなったオペの結果が弱めと受け止められると伸び悩み、一時148円28銭まで上げ幅を縮小した。  先物12月限の終値は前日比32銭高の148円32銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて横ばいの0.250%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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