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米外為市場サマリー:米指標悪化を受け一時147円50銭台に軟化

配信日時:2022/10/26 07:53 配信元:MINKABU
 25日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円93銭前後と前日に比べ1円00銭弱のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=147円41銭前後と同30銭程度のユーロ高・円安だった。  この日に発表された8月のS&Pケース・シラー住宅価格指数が市場予想を下回ったほか、米調査会社コンファレンス・ボードが発表した10月の米消費者信頼感指数が3カ月ぶりに低下したことを受け、米景気の減速を懸念したドル売り・円買いが先行。米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが緩むとの観測を背景に米長期金利が低下したこともドルの重荷となり、ドル円相場は一時147円52銭まで軟化した。その後は下げ渋る動きとなったが、積み上がったドル買い・円売りのポジションをいったん手仕舞う動きもあり戻りは限定的だった。一方、独IFO経済研究所が発表した10月の企業景況感指数が市場予想を上回ったことなどを手掛かりにユーロ買い・ドル売りが優勢で、これが対円でのユーロ買いに波及した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9966ドル前後と前日に比べて0.0090ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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