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米外為市場サマリー:米金利上昇を受け一時135円50銭まで上伸

配信日時:2022/08/18 07:48 配信元:MINKABU
 17日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=135円05銭前後と前日に比べて80銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=137円50銭前後と同1円00銭程度のユーロ高・円安だった。  英統計局が17日発表した7月の消費者物価指数(CPI)が市場予想以上に伸びたことを受けて欧州債利回りが上昇し、つれて米長期金利も上昇したことで日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが先行した。また、この日に米商務省が発表した7月の米小売売上高で、ガソリンや自動車をといった変動の激しい項目を除いた数値が市場予想を上回ったこともドルの買い手掛かりとなり、ドル円相場は一時135円50銭まで上伸した。その後は米連邦準備理事会(FRB)が公表した7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、参加者が「どこかの時点で利上げを減速することが適切」との見解を示していたことが分かり、想定されたほどタカ派的ではなかったことからドルの上値が重くなった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0180ドル前後と前日に比べて0.0010ドル弱のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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