みんかぶニュース 為替・FX

米外為市場サマリー:低調な米経済指標を受け一時132円50銭台に軟化

配信日時:2022/08/16 07:38 配信元:MINKABU
 15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=133円32銭前後と前週末に比べて10銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=135円48銭前後と同1円40銭程度のユーロ安・円高だった。  この日にニューヨーク連銀が発表した8月の製造業景気指数がマイナス31.3と前月(プラス11.1)から大きく落ち込んだことを受けてドル売り・円買いが先行。米景気の減速懸念から米長期金利が低下したこともドルの重荷となり、ドル円相場は一時132円56銭まで軟化した。その後はNYダウをはじめ米主要株価指数が持ち直したことを手掛かりにドルも下げ渋る動きとなったが、インフレのピークアウト観測から米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの見方がくすぶっていることから戻りは限定的だった。一方、エネルギー供給不安による欧州の景気悪化懸念や、この日に発表された7月のドイツ卸売物価指数が前月から低下したことでユーロの売りが目立った。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0160ドル前後と前週末に比べて0.0100ドル弱のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ