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午後:債券サマリー 先物は反発、米金利低下が支援材料

配信日時:2022/08/15 15:29 配信元:MINKABU
 15日の債券市場で、先物中心限月9月限は反発。夏季休暇を取得する市場関係者が多く模様眺めムードが広がりやすかったが、米長期金利の低下が国内の債券相場を押し上げた。  前週末の米長期債相場が反発(金利は低下)し、この日の時間外取引でも米長期金利がやや低下した。10日に発表された7月の米消費者物価指数(CPI)や11日に発表された7月の米卸売物価指数(PPI)の伸びが市場予想よりも鈍化したほか、12日に発表された7月の米輸入物価指数も市場予想を下回ったことで、インフレのピークアウト観測から米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの見方が強まっていることが背景にあるようだ。きょうは財務省による国債入札や日銀の国債買いオペといった需給イベントがなく、手掛かり材料に乏しいことから上値は限定的だったが、債券先物は概ね堅調に推移した。  先物9月限の終値は前週末比7銭高の150円33銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前週末に比べて横ばいの0.185%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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