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午前:債券サマリー 先物は続落、長期金利0.185%に低下

配信日時:2022/08/12 12:07 配信元:MINKABU
 12日午前の債券市場で、先物9月限は続落。売り買いともに決め手に欠けるなか方向感なく推移した。  債券先物は売り先行でスタートした。米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを減速させるとの観測から11日の米長期金利が2.9%近くに上昇した流れを引き継いだ。休日10日に発表された米7月消費者物価指数(CPI)が前年同月比8.5%の上昇となったが、前月の同9.1%と市場予想の同8.7%をともに下回った。これを受けて投資家のリスク選好姿勢が強まり、日米ともに株高となったことも重荷となった。ただ、時間外取引で米長期金利が上値の重い展開となり、債券先物は小幅ながらプラス圏に浮上する場面もあった。  午前11時の先物9月限の終値は10日比5銭安の150円28銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、10日と比べ0.005%低下の0.185%だった。 出所:MINKABU PRESS

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