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午後:債券サマリー 先物は続伸、世界景気の減速懸念で買い優勢

配信日時:2022/08/05 16:02 配信元:MINKABU
 5日の債券市場で、先物中心限月9月限は続伸。米7月雇用統計の発表を今晩に控えて模様眺めムードが広がりやすかったものの、世界景気の減速懸念を背景とした買いが相場を押し上げた。  英イングランド銀行(中央銀行)は4日、通常の2倍にあたる0.5%の利上げを決めた。欧米の主要な中央銀行が高インフレを抑えるため金融引き締めに動くなか、市場では世界景気への影響が警戒されており、同日の欧米市場で長期金利が低下したことが国内債の買いにつながった。債券先物は朝方の買いが一巡したあと値を消す場面もあったが、下値は限定的で午後に入ると再び強含む動きとなった。なお、注目される米7月雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比25万人程度の増加(6月は37万2000人の増加)、失業率は3.6%(同3.6%)が予想されている。  先物9月限の終値は前日比8銭高の150円70銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%低下の0.160%と5カ月ぶりの低水準で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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