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東京株式(大引け)=718円高と大幅に5日続伸、ハイテク株中心に全面高

配信日時:2022/07/20 15:49 配信元:MINKABU
 20日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に5日続伸。米株高を背景に積極的な買いが流入し、ハイテク株などを中心に全面高となった。  大引けの日経平均株価は前日比718円58銭高の2万7680円26銭。プライム市場の売買高概算は11億1429万株。売買代金概算は2兆8749億円となった。値上がり銘柄数は1727と全体の約94%、値下がり銘柄数は88、変わらずは23銘柄だった。  前日の米株式市場ではNYダウが754ドル高と急反発した。7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での1%利上げの可能性は薄れたとの見方が強まったことが好感された。これを受けた、東京市場も買い先行でスタート。寄り付きは300円強の上昇で始まったが、その後も値を上げ700円超の上昇で取引を終えた。日経平均株価の2万7600円台は6月10日以来のこと。半導体関連などハイテク株が高い。上値抵抗線となっていた2万7000円を更新したほか、200日移動平均線も上抜いた。  個別銘柄では、レーザーテック<6920.T>や東京エレクトロン<8035.T>、SCREENホールディングス<7735.T>など半導体関連株が上昇。ソフトバンクグループ<9984.T>やファーストリテイリング<9983.T>も値を上げた。日本郵船<9101.T>や川崎汽船<9107.T>など海運株もしっかり。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>など銀行株、三菱商事<8058.T>や三井物産<8031.T>など商社株が買われた。  半面、レノバ<9519.T>やIHI<7013.T>、ガーラ<4777.T>が安い。プレシジョン・システム・サイエンス<7707.T>や窪田製薬ホールディングス<4596.T>、Shinwa Wise Holdings<2437.T>などが値を下げた。 出所:MINKABU PRESS

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