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東京株式(大引け)=145円高と3日続伸、ファストリなど高く堅調推移

配信日時:2022/07/15 15:47 配信元:MINKABU
 15日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸。ファーストリテイリング<9983.T>などが買われ底堅く推移した。  大引けの日経平均株価は前日比145円08銭高の2万6788円47銭。プライム市場の売買高概算は10億7831万株。売買代金概算は2兆5444億円となった。値上がり銘柄数は689と全体の約37%、値下がり銘柄数は1074、変わらずは75銘柄だった。  前日の米株式市場では、NYダウは下落したがナスダック指数は上昇した。また為替は1ドル=139円前後の円安水準にあることも追い風となり、この日の日経平均株価は値を上げてスタートした。朝方、買い一巡後に一時マイナス圏に下落する場面があったが、下値には再び買いが入り値を戻した。前日に業績の増額修正を発表したファストリの大幅高が日経平均株価の上昇に寄与した。TOPIXは小幅安だった。東京市場は明日から3連休となるほか、今晩の米6月小売売上高などの発表待ちで、後場は様子見姿勢が強まり一進一退が続いた。  個別銘柄では、トヨタ自動車<7203.T>や任天堂<7974.T>、キーエンス<6861.T>が高く、日本電産<6594.T>やリクルートホールディングス<6098.T>、ダイキン工業<6367.T>が値を上げた。日本郵船<9101.T>や商船三井<9104.T>がしっかり。Sansan<4443.T>が急伸し、SHIFT<3697.T>が買われた。  半面、レーザーテック<6920.T>や東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>といった半導体関連株は朝高後に値を消した。ソフトバンクグループ<9984.T>や東京電力ホールディングス<9501.T>が軟調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>といった銀行株が売られた。 出所:MINKABU PRESS

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