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米外為市場サマリー:一時137円00銭と約24年ぶりの水準まで上昇

配信日時:2022/06/30 07:57 配信元:MINKABU
 29日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=136円59銭前後と前日に比べて40銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=142円63銭前後と同50銭強のユーロ安・円高だった。  欧州中央銀行(ECB)が29日に開いた金融シンポジウムで、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が「米労働市場は非常に強く、金融引き締めに耐えることができる状態にある」などと述べた。これを受けて日米金融政策の方向性の違いが改めて意識され、ドル円相場は一時137円00銭と1998年9月以来およそ24年ぶりの水準まで上伸した。その後は高値警戒感から136円30銭台に伸び悩む場面もあったが、6月のドイツ消費者物価指数(CPI)の伸び率が市場予想を下回ったことを受けたユーロ売り・ドル買いから、対円でのドル買いが入りやすかったこともあり堅調に推移した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0442ドル前後と前日に比べて0.0070ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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