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午後:債券サマリー 先物は反発、長期金利0.225%に低下

配信日時:2022/06/29 15:44 配信元:MINKABU
 29日の債券市場で、先物中心限月9月限は3日ぶりに反発。午前は弱含みの展開だったが、午後に入ると米長期金利の低下を手掛かりに徐々に先物への買いが増えた。  四半期末を前に積極的には動きにくいなか、債券先物は軟調にスタート。前日の米長期債相場が3営業日ぶりに反発(金利は低下)したことが下支えとなったが、日銀があす30日夕に公表する7~9月分の国債買い入れ予定を見極めたいとのムードもあって戻りは鈍かった。また、この日は「残存期間3年超5年以下」「同5年超10年以下」「同10年超25年以下」「物価連動債」を対象とした国債買いオペが実施されたが、結果に対する市場の反応は限られた。ただ、午後に入って時間外取引で米長期金利が一段と低下すると国内債に買いが流入し、債券先物は148円60銭台に上伸した。  先物9月限の終値は前日比13銭高の148円63銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.225%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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