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オークファン Research Memo(5):M&Aを含めて、オフライン展示会の取り組みを開始
配信日時:2022/06/28 15:55
配信元:FISCO
■主な活動実績
1. オフライン展示会の取り組みを開始
オークファン<3674>では、卸売市場における取引もオンライン化が進む一方で、「直接、商品を見てから仕入れたい」「相手と顔を合わせたうえで安心して取引したい」というニーズも高まっていることから、新たにオフライン展示会(アパレル合同展示会)の取り組みを開始した。1回目(2/18~2/19開催)が好評であったこともあり、2回目(3/25~3/26開催)の参加サプライヤーは5社から15社へ、参加バイヤーも54社から127社へと拡大し、順調に立ち上がってきた。今後も、オンラインとリアルを融合した新しい形の取引の場を提供していく方針である。
2. オフライン展示会サービスのM&A
また、2022年3月14日には、オフライン展示会サービスを展開するオーエスアールネット(株)(以下、OSR)及びその子会社である大阪船場流通マート(株)のM&Aを公表した※。オフラインデータの取り込みのほか、オフライン市場を加えることによる「再流通インフラ」の強化に狙いがある。OSRは関西を拠点にオフライン展示会を展開し、対象とするサプライヤーは中小メーカー・卸売、同じくバイヤーは大手小売店(リアル店舗)となっており、年間流通額は約40億円に上る。したがって、明らかに両社の強みは異なり、補完関係が成立していると言える。同社では、東京でのオフライン展示会の開催、OSR展示会へのNETSEA出展、OSR及びNETSEAのサプライヤー・バイヤー相互集客などによるシナジー創出により、GMVの拡大につなげていく戦略である。
※両社の直近(2021年6月期)の業績については、オーエスアールネットが売上高75百万円、営業利益8百万円、大阪船場流通マートが売上高3,870百万円、営業利益は72百万円となっている。
3.「預かり在庫サービス」の開始
2022年3月23日に新たに「預かり在庫サービス」を開始した。本サービスは、商品を買い取らず、預かりによる委託販売形式によりNETSEAオークション上に掲載するものである。したがって、同社にとっては、在庫リスク・原価割れリスクがないうえ、取引機会ロスを減らすメリットがある。一方、売り手にとっても、手間なく簡単に在庫のキャッシュ化が見込めるほか、低価格での買取を回避するとともに、高く競り落とされるほど高い利益を上げることができる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
<SI>
1. オフライン展示会の取り組みを開始
オークファン<3674>では、卸売市場における取引もオンライン化が進む一方で、「直接、商品を見てから仕入れたい」「相手と顔を合わせたうえで安心して取引したい」というニーズも高まっていることから、新たにオフライン展示会(アパレル合同展示会)の取り組みを開始した。1回目(2/18~2/19開催)が好評であったこともあり、2回目(3/25~3/26開催)の参加サプライヤーは5社から15社へ、参加バイヤーも54社から127社へと拡大し、順調に立ち上がってきた。今後も、オンラインとリアルを融合した新しい形の取引の場を提供していく方針である。
2. オフライン展示会サービスのM&A
また、2022年3月14日には、オフライン展示会サービスを展開するオーエスアールネット(株)(以下、OSR)及びその子会社である大阪船場流通マート(株)のM&Aを公表した※。オフラインデータの取り込みのほか、オフライン市場を加えることによる「再流通インフラ」の強化に狙いがある。OSRは関西を拠点にオフライン展示会を展開し、対象とするサプライヤーは中小メーカー・卸売、同じくバイヤーは大手小売店(リアル店舗)となっており、年間流通額は約40億円に上る。したがって、明らかに両社の強みは異なり、補完関係が成立していると言える。同社では、東京でのオフライン展示会の開催、OSR展示会へのNETSEA出展、OSR及びNETSEAのサプライヤー・バイヤー相互集客などによるシナジー創出により、GMVの拡大につなげていく戦略である。
※両社の直近(2021年6月期)の業績については、オーエスアールネットが売上高75百万円、営業利益8百万円、大阪船場流通マートが売上高3,870百万円、営業利益は72百万円となっている。
3.「預かり在庫サービス」の開始
2022年3月23日に新たに「預かり在庫サービス」を開始した。本サービスは、商品を買い取らず、預かりによる委託販売形式によりNETSEAオークション上に掲載するものである。したがって、同社にとっては、在庫リスク・原価割れリスクがないうえ、取引機会ロスを減らすメリットがある。一方、売り手にとっても、手間なく簡単に在庫のキャッシュ化が見込めるほか、低価格での買取を回避するとともに、高く競り落とされるほど高い利益を上げることができる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
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