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午後:債券サマリー 先物は小幅続落、長期金利0.230%で横ばい

配信日時:2022/06/28 15:40 配信元:MINKABU
 28日の債券市場で、先物中心限月9月限は小幅続落。米景気の後退懸念が和らいだことなどを背景に、前日の米長期債相場が下落(金利は上昇)したことが国内債に影響した。  債券先物は売り優勢でスタート。27日に発表された米5月耐久財受注や米5月住宅販売保留指数が市場予想を上回ったほか、米2年債入札と米5年債入札が低調な結果となったことを受け、同日の米長期金利が上昇した流れが東京市場に波及した。朝方の売りが一巡したあとは下げ渋る動きとなったが、米連邦準備理事会(FRB)が積極的な金融引き締めを続けるとの見方から米金利の先高観は根強く戻りは限定的。また、四半期末を控えて模様眺めムードが広がりやすいことも上値の重さにつながった。なお、この日に実施された2年債入札の結果は、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が9厘と前回(5月31日)の7厘からやや拡大し、応札倍率は3.81倍と前回の5.43倍を下回った。  先物9月限の終値は前日比2銭安の148円50銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べ横ばいの0.230%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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