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午前:債券サマリー 先物は大幅続落、円安進行にも警戒

配信日時:2022/06/14 12:31 配信元:MINKABU
 14日午前の債券市場で、先物9月限は大幅続落。引き続き米インフレ指標(CPI)の高い伸びを材料視するかたちで、米長期金利の上昇圧力が強まっていることが影響した。  債券先物は大幅安でスタート。米連邦準備理事会(FRB)が利上げのペースを早めることへの警戒感から前日の米長期金利が大幅に上昇に、時間外取引も堅調に推移したことが重荷となった。日本銀行が実施した臨時の国債買い入れオペが相場の下支えとなり、下げ幅は縮小する場面があったが、外為市場で円安・ドル高が進行したことを背景に日銀が金融緩和政策の修正が迫られるとの観測が浮上したことが債券売りにつながった。なお、この日は流動性入札(残存期間15.5年超39年未満)が実施される。  午前11時の先物9月限の終値は前日比62銭安の147円88銭となった。現物債市場では、新発10年債の取引がまだ成立していない。 出所:MINKABU PRESS

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