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午後:債券サマリー 先物は大幅続落、長期金利0.255%に上昇
配信日時:2022/06/13 16:01
配信元:MINKABU
13日の債券市場で、新たに中心限月となった先物9月限は大幅続落。米インフレ指標で高い伸びが示されたことを受け、米長期金利の上昇圧力が強まっていることが国内債に影響した。
前週末10日に米労働省が発表した5月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比8.6%上昇と4月(8.3%)から伸びが加速し、40年5カ月ぶりの大きさとなった。物価の基調をはかるうえで重視される前月比でも1.0%上昇(4月は0.3%の上昇)と大幅な伸びとなり、市場ではインフレ抑制のため米連邦準備理事会(FRB)が秋以降も大幅利上げを続けるとの見方が台頭。同日の米長期金利は一時3.17%と約1カ月ぶりの水準に上昇し、この流れが波及するかたちで東京市場でも債券への売りが活発化した。また、外為市場でドル高・円安が急ピッチで進んでいることから、一部で日銀が大規模な金融緩和策の修正を迫られるとの観測が浮上したことが債券売りにつながった面もあり、午後には債券先物が一時148円42銭と中心限月として15年12月以来の安値をつけた。その後は日銀が「長期国債の買い入れについて、14日のオファー分を追加する(対象:残存期間5年超10年以下、オファー額は5000億円)」と発表したことで下げ渋る動きとなったが、時間外取引の米長期金利が高止まりしているとあって戻りは鈍かった。
先物9月限の終値は前週末比53銭安の148円50銭となった。現物債市場では10年債の利回りが前週末比0.005%上昇の0.255%と、2016年1月以来およそ6年5カ月ぶりの水準で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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