みんかぶニュース 為替・FX

外為サマリー:黒田総裁の発言で一時134円70銭台に下押す

配信日時:2022/06/13 15:37 配信元:MINKABU
 13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=134円90銭前後と前週末の午後5時時点に比べて1円30銭程度のドル高・円安となっている。  前週末に発表された5月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る高い伸びとなり、インフレ抑制のため米連邦準備理事会(FRB)が秋以降も大幅利上げを続けるとの見方を背景にドル高・円安が進行した。米長期金利の上昇圧力が強まっていることで、日米金利差の拡大を手掛かりとしたドル買い・円売りが入りやすく、午後1時00分過ぎには135円17銭まで上伸する場面があった。ただ、日銀の黒田総裁が「最近の急激な円安の進行は経済にマイナスで望ましくない」と述べたことが伝えられると、一時134円70銭台まで押し戻された。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0486ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0140ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=141円47銭前後と同50銭弱のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ