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外為サマリー:1ドル134円90銭台に上昇、日米金利差拡大でドル買い優勢

配信日時:2022/06/13 10:45 配信元:MINKABU
 13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=134円96銭前後と前週末の午後5時時点に比べて1円40銭弱のドル高・円安となっている。  10日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=134円41銭前後と前日に比べ5銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米5月消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、これを受けて米長期金利が上昇したことがドルの買い手掛かりとなった。  インフレ抑制のため米連邦準備理事会(FRB)が秋以降も大幅利上げを続けるとの見方が台頭するなか、この日の時間外取引で米長期金利は一段と上昇しており、東京市場でも日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが優勢。前週末の高値134円48銭を上抜けるとドル買いに弾みがつき、午前9時50分過ぎには134円99銭まで上伸した。一方、欧州中央銀行(ECB)による金融引き締めがユーロ圏経済を下押しするとの懸念から、ユーロは軟調な動きとなっている。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0485ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0140ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=141円51銭前後と同40銭強のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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