みんかぶニュース 為替・FX

午後:債券サマリー 先物は反落、長期金利0.250%に上昇

配信日時:2022/06/10 15:57 配信元:MINKABU
 10日の債券市場で、先物6月限は反落。前日の海外市場で米国やドイツ、フランスなどの長期金利が上昇したことが国内債に影響した。  欧州中央銀行(ECB)は9日の理事会で、量的緩和措置である資産購入プログラム(APP)を7月1日に終了するとともに、同月から利上げを開始する方針を示した。これを受けて欧州債が売られた流れが米国債にも波及し、東京市場でも債券先物に売りが先行した。日経平均株価の反落が下支えとなり下値は限定的だったが、時間外取引で米長期金利が高止まりしているとあって戻りは鈍かった。市場では今晩に発表される5月の米消費者物価指数(CPI)はインフレの高止まりを示す内容になるとの見方が多く、積極的な買いは入りにくかった。  先物6月限の終値は前日比8銭安の149円57銭。期先9月限の終値は同17銭安の149円03銭となった。なお、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%上昇の0.250%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ