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外為サマリー:1ドル134円00銭前後で推移、日経平均の下落が重荷

配信日時:2022/06/10 10:29 配信元:MINKABU
 10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=134円00銭前後と前日の午後5時時点に比べて50銭強のドル高・円安となっている。  9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=134円36銭前後と前日に比べ10銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米長期金利の上昇を手掛かりに、一時134円45銭近辺まで上伸した。  この流れを引き継ぐかたちで、この日の東京市場も堅調にスタート。欧州中央銀行(ECB)が9日の理事会で、7月に量的金融緩和を終了するとともに同月から利上げを開始すると発表したことから欧州経済の成長鈍化を懸念したユーロ売り・ドル買いが出やすく、これがドル円相場に波及している。ただ、日経平均株価が反落して始まるとリスク回避的なドル売り・円買いが流入。今晩に5月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて模様眺めムードが広がりやすくなっていることもあり、午前9時40分過ぎには133円90銭台まで押された。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0624ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0080ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=142円37銭前後と同50銭弱のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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