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coly Research Memo(7):2023年1月期の業績予想は非開示。新規タイトルなどによるアップサイド目指す
配信日時:2022/06/09 16:07
配信元:FISCO
■業績見通し
1. 2023年1月期の業績予想
2023年1月期の業績予想についてcoly<4175>は、現時点において合理的かつ信頼性のある業績予想の提示が困難との判断から非開示としている。また、今後の進捗を踏まえ、算定が可能になり次第、速やかに開示する方針である。
2023年1月期の業績予想が非開示となっている理由として、以下のことが挙げられる。売上高に関しては、1)「&0(アンドゼロ)」のほか、リリースを予定している新規タイトルについて、売上高の合理的な算出が困難であること、2)運営中のゲームタイトルに関しても、環境の変化が速く、動向を予測することが困難であること、3)同社初となる常設店舗「coly more! 池袋PARCO店」の開設をはじめとするMD施策についても、コロナ禍の影響等により、予想される売上高の振れ幅が大きいこと、などである。
また、費用に関しても、1)大型タイトルを含めた新規開発着手を複数見込んでおり、研究開発費について現時点で未確定の部分が大きいこと、2)前記開発人員を含めた採用人数について、現時点では見通せない部分が大きいことを、理由として挙げている。
もっとも、上場時に調達した資金の活用を含め、ゲーム運営費用として10億円~15億円、広告宣伝費として5億円~10億円、研究開発費として5億円~10億円を予定しており、幅は持たせているものの、積極的な成長投資を継続する方針に変わりはない。また、人材採用にも引き続き積極的に取り組む考えである。
2. 新規ゲーム&リニューアル展開(予定)
2022年5月にリリースした「&0」を皮切りに、2022年内に既存タイトル「スタンドマイヒーローズ」のリニューアル、2022年冬以降にフジテレビとの協業による新規タイトルのリリースを予定しているが、他にも新規タイトルの開発が複数進行しているようだ。また、2022年3月30日に「ドラッグ王子とマトリ姫」のNintendo Switch版の開発を決定したことを発表した。
3. 弊社アナリストの見方
弊社では、既存タイトルの一部が成熟期を迎えているものの、多くのユーザーに支えられ長期安定的な運営ができていることや、MD売上についても順調に伸びていることから、予定されている新規タイトルのリリースや既存タイトルのリニューアル、オフィシャルストア「coly more! 池袋PARCO店」の開設などにより、どのくらいの上乗せ(アップサイド)ができるのかが、業績面での注目点になると見ている。一方、戦略面については、引き続きパイプラインの拡充、多面的なメディア展開、海外展開やEXへの動きなど、他社との協業を含め、2023年1月期以降の成長加速に向けた取り組みに注目したい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
<EY>
1. 2023年1月期の業績予想
2023年1月期の業績予想についてcoly<4175>は、現時点において合理的かつ信頼性のある業績予想の提示が困難との判断から非開示としている。また、今後の進捗を踏まえ、算定が可能になり次第、速やかに開示する方針である。
2023年1月期の業績予想が非開示となっている理由として、以下のことが挙げられる。売上高に関しては、1)「&0(アンドゼロ)」のほか、リリースを予定している新規タイトルについて、売上高の合理的な算出が困難であること、2)運営中のゲームタイトルに関しても、環境の変化が速く、動向を予測することが困難であること、3)同社初となる常設店舗「coly more! 池袋PARCO店」の開設をはじめとするMD施策についても、コロナ禍の影響等により、予想される売上高の振れ幅が大きいこと、などである。
また、費用に関しても、1)大型タイトルを含めた新規開発着手を複数見込んでおり、研究開発費について現時点で未確定の部分が大きいこと、2)前記開発人員を含めた採用人数について、現時点では見通せない部分が大きいことを、理由として挙げている。
もっとも、上場時に調達した資金の活用を含め、ゲーム運営費用として10億円~15億円、広告宣伝費として5億円~10億円、研究開発費として5億円~10億円を予定しており、幅は持たせているものの、積極的な成長投資を継続する方針に変わりはない。また、人材採用にも引き続き積極的に取り組む考えである。
2. 新規ゲーム&リニューアル展開(予定)
2022年5月にリリースした「&0」を皮切りに、2022年内に既存タイトル「スタンドマイヒーローズ」のリニューアル、2022年冬以降にフジテレビとの協業による新規タイトルのリリースを予定しているが、他にも新規タイトルの開発が複数進行しているようだ。また、2022年3月30日に「ドラッグ王子とマトリ姫」のNintendo Switch版の開発を決定したことを発表した。
3. 弊社アナリストの見方
弊社では、既存タイトルの一部が成熟期を迎えているものの、多くのユーザーに支えられ長期安定的な運営ができていることや、MD売上についても順調に伸びていることから、予定されている新規タイトルのリリースや既存タイトルのリニューアル、オフィシャルストア「coly more! 池袋PARCO店」の開設などにより、どのくらいの上乗せ(アップサイド)ができるのかが、業績面での注目点になると見ている。一方、戦略面については、引き続きパイプラインの拡充、多面的なメディア展開、海外展開やEXへの動きなど、他社との協業を含め、2023年1月期以降の成長加速に向けた取り組みに注目したい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
<EY>
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