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米外為市場サマリー:一時134円47銭と02年2月以来の水準まで上昇

配信日時:2022/06/09 07:45 配信元:MINKABU
 8日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=134円25銭前後と前日に比べて1円60銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=143円86銭前後と同1円90銭強のユーロ高・円安だった。  10日に発表される米5月消費者物価指数(CPI)がインフレ高止まりを示すとの観測などから、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締め姿勢の継続が意識されやすく、ドル買い・円売りが優勢だった。日銀の黒田総裁が8日に行われた英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)主催のイベントで「為替レートは日銀の政策目標ではない」と述べたことが伝わったほか、米長期金利が上昇したこともドル買いに拍車をかけ、ドル円相場は一時134円47銭と2002年2月以来の水準まで上伸した。一方、欧州中央銀行(ECB)が金融政策の正常化を加速するとの見方などを背景に、ユーロの買いも目立った。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0716ドル前後と前日に比べて0.0010ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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