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米外為市場サマリー:米金利上昇一服で一時132円30銭台まで押される場面も

配信日時:2022/06/08 07:38 配信元:MINKABU
 7日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=132円59銭前後と前日に比べて70銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=141円91銭前後と同80銭強のユーロ高・円安だった。  米連邦準備理事会(FRB)が積極的な金融引き締めを続けるとの見方が根強い半面、日銀の黒田総裁が7日の参院財政金融委員会で「現在の強力な金融緩和を粘り強く続ける」と述べたことで、日米金融政策の方向性の違いが意識されやすく、ドル買い・円売りが優勢だった。ただ、東京市場で一時133円00銭と2002年4月以来の水準まで上伸したことで一段の上値追いには慎重なムードもあり、ニューヨーク市場では132円90銭をつけたあとは伸び悩み。米長期金利の上昇が一服したことも影響し、132円30銭台まで押される場面があった。一方、ユーロは欧州中銀行(ECB)が金融政策の正常化を加速するとの観測などを背景に堅調だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0703ドル前後と前日に比べて0.0007ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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