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外為サマリー:一時1ドル132円30銭台に上昇、日米金融政策の方向性の違いを意識

配信日時:2022/06/07 10:31 配信元:MINKABU
 7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=132円22銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円40銭強のドル高・円安となっている。  6日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=131円88銭前後と前週末に比べ1円00銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が積極的な金融引き締めを続けるとの見方を背景とした米長期金利の上昇がドルの買い手掛かりとなり、一時132円01銭まで上伸した。  日銀の黒田総裁が6日の講演で「揺るぎない姿勢で金融緩和を継続していく」姿勢を改めて示したこともあって日米金融政策の方向性の違いが意識されやすく、この日の東京市場でもドル買い・円売りが優勢。午前9時20分過ぎには132円33銭と2002年4月以来およそ20年ぶりのドル高・円安水準をつけた。一方、欧州中銀行(ECB)が金融政策の正常化を加速するとの観測などから対円でのユーロ買いも目立っている。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0684ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0060ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=141円27銭前後と同80銭程度のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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