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午後:債券サマリー 先物は反落、米金利上昇が影響

配信日時:2022/06/06 15:34 配信元:MINKABU
 6日の債券市場で、先物中心限月6月限は反落。前週末に米長期金利が一時3%に迫る水準まで上昇したことが国内債に影響した。  米金利の上昇は、3日に発表された5月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったことを受け、米連邦準備理事会(FRB)が積極的な金融引き締めを続けるとの見方が強まったことが背景。この流れが東京市場に波及するかたちで債券先物は売り優勢でスタートし、その後も朝安の日経平均株価が切り返したことが重荷となって軟調に推移した。この日に行われた講演で日銀の黒田総裁は「揺るぎない姿勢で金融緩和を継続していく」姿勢を改めて示したが、市場では「新味に欠ける」と受け止める向きが多く相場の反応は限定的だった。なお、あす7日は財務省が30年債入札を実施する予定となっている。  先物6月限の終値は前週末比16銭安の149円70銭となった。なお、現物債市場で新発10年債の取引は午後3時時点でまだ成立していない。 出所:MINKABU PRESS

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