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米外為市場サマリー:堅調な米雇用統計を受け一時130円98銭台まで上昇

配信日時:2022/06/06 07:55 配信元:MINKABU
 3日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=130円88銭前後と前日に比べて1円00銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=140円29銭前後と同70銭強のユーロ高・円安だった。  この日に米労働省が発表した5月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月から39万人の増加となった。増加幅は4月(43万6000人)から減少したものの、市場予想(32万5000人程度)を上回ったことから、市場では米連邦準備理事会(FRB)が積極的な金融引き締めを続けるとの見方が台頭。米長期金利が上昇するなか、日米金利差の拡大を手掛かりとしたドル買い・円売りが流入し、一時130円98銭と5月9日以来の水準まで上伸した。その後は週末要因などから上げ一服となったが、クリーブランド連銀のメスター総裁のタカ派的な発言などによる米金利の先高観がドルを支えた。一方、欧州中銀行(ECB)が金融政策の正常化を加速するとの観測などを背景に、ユーロは対円で買われた  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0719ドル前後と前日に比べて0.0030ドル弱のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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