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米外為市場サマリー:低調な米雇用関連指標を受け一時129円50銭台まで軟化

配信日時:2022/06/03 07:51 配信元:MINKABU
 2日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=129円84銭前後と前日に比べて30銭弱のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=139円55銭前後と同1円00銭弱のユーロ高・円安だった。  この日に米民間雇用サービス会社ADPが発表した5月の全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数(政府部門を除く)が前月比12万8000人増と市場予想(30万人程度)を大幅に下回ったことを受け、ドル円相場は一時129円51銭まで軟化した。その後、米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード副議長が米CNBCのインタビューで金融引き締めを続ける姿勢を示したことから米長期金利が上昇し、つれてドル円相場も130円04銭まで下げ渋る場面もあったが、3日に5月の米雇用統計の発表を控えているとあってドルの戻りは限定的だった。一方、欧州中央銀行(ECB)が金融政策の正常化を加速するとの観測などを背景に、ユーロが対ドルや対円で買われた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0747ドル前後と前日に比べて0.0100ドル弱のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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