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午後:債券サマリー 先物は続落、欧州インフレ懸念などが影響
配信日時:2022/05/31 15:44
配信元:MINKABU
31日の債券市場で、先物中心限月6月限は続落。前日の欧州市場でユーロ圏のインフレが高止まりするとの観測から長期金利が上昇したことなどが影響した。
ドイツ連邦統計庁が30日に発表した5月の消費者物価指数(CPI)速報値が市場予想を上回ったことで、同日の欧州市場では欧州中央銀行(ECB)による金融政策の正常化加速が意識されドイツやフランスの長期金利が上昇。30日の米債券市場はメモリアルデーの祝日で休場だったが、米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が30日に「今後数回の会合での0.5%利上げを支持する」と発言したことなどを背景に時間外取引で米長期金利が上昇したことも円債の重荷となった。加えて、複数のメディアが「政府が6月にまとめる経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)で、国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)を25年度に黒字化する目標を検証すると記し、堅持を表明した前回から事実上後退する見通し」と報じ、財政規律を巡る懸念が浮上したことも債券売りにつながったようだ。なお、この日に実施された2年債入札は応札倍率が5.43倍(前回は4.34倍)と強い結果となったが相場の反応は限定的だった。
先物6月限の終値は前日比26銭安の149円65銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%上昇の0.235%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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