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午後:債券サマリー 先物は反発、流動性供給入札は無難に通過

配信日時:2022/05/24 15:46 配信元:MINKABU
 24日の債券市場で、先物中心限月6月限は反発。この日に実施された流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)を無難に通過したことで買い安心感が広がった。  午前の債券先物は概ねプラス圏で推移するも上値の重い相場展開だった。23日の米市場は投資家のリスク回避姿勢が和らぐなか株高・債券安となったが、時間外取引で米長期金利の上昇が一服したことが国内債を下支え。ただ、今晩に欧米の5月購買担当者景気指数(PMI)速報値の発表を控えていることから模様眺めムードが広がりやすかった。午後に入ると、流動性供給入札の応札倍率が4.33倍(前回は4.65倍)となったことが明らかとなり、一定の需要が確認できたとの見方から買いが流入。また、日経平均株価が一段安となったことも安全資産とされる債券の支援材料となり、一時149円87銭まで上伸した。  先物6月限の終値は前日比13銭高の149円86銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%低下の0.225%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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