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午後:債券サマリー 先物は続落、長期金利0.240%に上昇
配信日時:2022/05/06 16:14
配信元:MINKABU
6日の債券市場で、先物中心限月6月限は続落。前日に米長期金利が一時3.10%と、2018年11月以来の高水準をつけた流れが東京市場に波及した。
米連邦準備理事会(FRB)は4日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利上げと量的引き締めの開始を決め、パウエルFRB議長は記者会見で6月以降の会合での0.75%の利上げに消極的な姿勢を示した。ただ、5日に米労働省が発表した1~3月の非農業部門労働生産性(速報値)で賃金指標となる単位労働コストが大きく上昇したことから、いったんは和らいでいた米金融引き締めの加速観測が再燃し、この日の時間外取引でも米長期金利が高止まりしていることが国内債に売りを促した。日銀は10年物国債を0.25%の利回りで無制限に買い入れる「指し値オペ」を毎営業日で実施し、国内金利の上昇を抑制する姿勢を鮮明にしているが、英イングランド銀行(中央銀行)が5日に利上げを発表するなど世界的に金利上昇圧力が強まっているなか、債券先物には売りが出やすかった。今晩に発表される米4月雇用統計を前に午後はやや下げ渋る動きとなったが、米金利の先高観から戻りは鈍かった。なお、きょうは流動性供給入札(対象:残存期間1年超5年以下)が実施され、応札倍率は4.42倍と前回(3月24日)の4.07倍を上回った。
先物6月限の終値は5月2日に比べて19銭安の149円18銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、同0.015%上昇の0.240%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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